以下、生徒へ配布するプリントより抜粋。





 日ごろは大変お世話になっており、ありがとうございます。



東北大震災の日より、全国で地震、余震が続いて、生徒、保護者の皆様におかれましても不安な日々をお過ごしのことと存じます。当塾でも常日頃より、震災に備えており、災害時用の飲料水、食料は相当分、準備しておりますが、現在、保存しているものが今年の秋に賞味期限が切れるので、再度、すべて購入しなおします。つきましては、現在、保存しているものを少しずつですが、皆さんに配布させていただきますので、ご家庭の備蓄用食料の一つに加えてくだされば幸いです。





 また、授業中に大きな地震が発生した際、各自帰宅させることが危険と判断した場合は、塾内で待避させ、保護者の皆様にご連絡させていただきます。また、電話が通じない場合は連絡がとれるまで、塾内で待避させておきます。





 もし、ご家庭にて震災にあわれた場合は、ご家庭の判断での対応をお願い申し上げます。





 最後に、当塾での震災への備えをご紹介させていただきます。





1.建物倒壊を防ぐために、建物とほぼ同じ高さの柱を地中に埋め、基礎工事を行っております。





2.耐震偽装事件の直後の設計のため、耐震設計は万全です。





3.窓ガラスの飛散防止のため、外気に触れる窓にはワイヤーが入っており、建物内のガラスにはすべて、専用フィルムが貼ってあります。





4.防災ずきん、アルミブランケットが60ずつ備えてあります。





5.5年保存の食料、5年保存の飲料水が約100食分備蓄されております。





6.災害時には近くの富田支所が給水所となり、支所前の自動販売機は無料開放となります。





7.応急手当のセットを用意しております。





とはいえ、災害の規模は予測不能で、名古屋西部は液状化現象の恐れもあるので、完全に安心というわけでは



ございませんが、できることは最大限に取り組んでおります。





既に取り組んでいらっしゃるかとは存じますが、ご家庭でも震災時に備えて今一度見直してみてはいかがでし



ょうか。今後とも、どうぞよろしくお願いもうしあげます。





※数に限りがあるため、全員にお渡しすることができない場合もございます。