話題の舞台を鑑賞! | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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オンとオフに輝きプラス!大阪発フリーマガジン「PLUS LUMINO(プラスルミノ)」編集者ブログ

こんにちわ ニシコです。

先日、話題の舞台2本を観てきました。


一つは2月号の表紙・巻頭インタビューに登場していただいた森山未來さん主演の「PLUTO」。
そして、もう一つは1月号SCOOP!に登場の浦井健治さん主演のミュージカル「ボンベイドリームス」。

「PLUTO」は、鉄腕アトムの中に出てくるエピソード「地上最大のロボット」を浦沢直樹氏らがリメイクした人気漫画を原作にした舞台。この作品を手がけるのは、演出家・振付師として、現代舞台芸術を牽引する、ベルギー出身のシディ・ラルビ・シェルカウイ氏。彼は、キーラ・ナイトレイ、ジュード・ロウらが出演した映画「アンナ・カレーニナ」でも振り付けを担当。映画の世界観をよりドラマティックに見せる演出が光っていました。
インタビューで、森山さんが「ジャンルレスなものになると思う」とおっしゃっていた通り、今まで体験したことのない作品でした! ロボットである登場人物たちを複数のダンサーたちが囲み、人形使いのような役割をしたり、舞台装置もユニークかつ幻想的で、ラストのシーンの迫力は本当に感動的。また、所々に登場する森山さんのダンスのシーンもめちゃくちゃかっこいい!そして、核となるストーリーについても、今の世界情勢にもつながる内容も多く、色々考えされたり・・・。原作も読んでみたい、そしてもう一度舞台も観たい!と思ったほど、個人的にも楽しめた舞台でした。

そして、バレンタインデーに観てきたのが、「PLUTO」とまったく趣が異なるミュージカル「ボンベイドリームス」。
ミュージカル界のプリンス・浦井健治さん、すみれさん、朝海ひかるさん、加藤和樹さんなど豪華出演陣が、きらびやかなインド風衣装をまとい熱唱&ダンスする姿は圧巻! 
ストーリーは、浦井さん演じるアカーシュとすみれさん演じるプリヤの恋を中心に描きつつも、貧富・身分の差の問題、親子の絆、友情など、さまざまな側面が描かれている点も面白かったです。
また、インド風のエキゾチックな音楽に合わせて歌われる楽曲も素晴らしくて、観終わったあとも、頭の中にずーっと流れていました。上演後には、出演者のみなさんによるアフタートークも開催。司会役の方(五代輝一さん)のMCがめちゃめちゃ面白くて、かなり笑いました。舞台が終わった後に、こういうお楽しみがあるのもいいですね。

この2作品の上演はもう終了してしましましたが、今後DVDなどで作品がリリースされることもあるかも!? もし機会があればぜひ観ていただきたい作品です。