この秋は恋愛映画でトキメキのひと時を! | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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オンとオフに輝きプラス!大阪発フリーマガジン「PLUS LUMINO(プラスルミノ)」編集者ブログ

こんにちは。本日公表された「ホットロード」映画化のニュース。懐かしい!懐かしすぎる!!春山役が誰になるのか、楽しみですねー。今年はいくえみ綾の作品も初めて映画化されるなど、30代の女性にとって青春時代を思い起こさせてくれる2人の漫画家の作品が映画化されることはやっぱり嬉しいですよね。

ちなみに今回映画化されるいくえみ綾の『潔く柔く きよくやわく』は、10/26より公開されます。割と最近まで連載されていたので、10代・20代の方にも愛されている作品ですよね。いくえみ作品と言えば私の回りの30代の女性たちは『I LOVE HER』が一番好き!という意見が圧倒的に多いのですが、いつかこの作品も映画化されるのでしょうか…。

実はいくえみ作品が初の映画化をされると聞き、紡木たく作品は映画化されないのかなぁと思っていたところにこのニュース。しかも監督と脚本は「僕等がいた」の三木監督と吉田智子さんが再タッグ。公開が待ち遠しいですね。「僕等がいた」の時に監督を取材させて頂いたのですが、この作品もコミックが原作でしたし、「好きだバカ!」の名台詞のシーンはまさに青春って感じで暫く頭から離れなかったのを思い出します!ということで、今日は特別に『僕等がいた』の時の三木監督のインタビューの中から少し抜粋して紹介。

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現実世界を舞台にしながらもキャラがファンタジー
少女マンガの様式美を映画でも大切に 
※『僕等がいた』三木孝浩監督コメント抜粋

累計1200万部を突破した少女漫画『僕等がいた』。「映画化の話が決まって原作を読み込んでいたら、一緒にいた奥さんの方がハマってしまって(笑)。この漫画が女性をここまで惹きつける要因はなんなのかと考えた時、少年漫画と決定的に違うのは、現実世界を舞台にしながらも出てくるキャラクターがファンタジーな部分なんですね。『お前と出逢うために生きてきた、とか平気で言っちゃうこんなカッコイイ男の子現実にはいないよ!(笑)』と、頭では理解しながらも、どこかで言われてみたいと思わせる。短歌にも似た言葉の様式美が少女漫画のおもしろみだと感じたので、映画ではその作法を大切に描きました」と監督。

高校生から24歳までの切ない純愛を、約10年に渡り連載してきた原作も、映画の公開年と同時についに完結。映画を前後篇二部作にわたって公開するにおいて、監督が一番大事にしたのは、“すでに過去形のタイトル”だと言う。「ひとってそれがどんなに苦い青春の思い出でも、少し美化して思い出すことで今の自分にとって生きる糧になっていたりするじゃないですか。この壮大な回想録を描くにあたっては、前篇で観ているひとそれぞれの甘酸っぱい記憶に触れるよう演出することで、後篇の離れてしまったふたりの現実的な切なさをより引き出すことが出来たと思います。 ※転載禁止
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一部ではありますが、『僕等がいた』の監督インタビューいかがでしたか?ちなみに三木監督は現在公開中の映画『陽だまりの彼女』の監督でもあります。この秋、『潔く柔く きよくやわく』『陽だまりの彼女』、つの恋愛映画でトキメキのひと時を!