ミランダ・ジュライ短編上映会  | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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オンとオフに輝きプラス!大阪発フリーマガジン「PLUS LUMINO(プラスルミノ)」編集者ブログ

こんにちわ ニシ子です。
すっかりブログの更新を怠っておりました・・・

今日は、プラスルミノWEBでもご紹介した、ミランダ・ジュライ短編上映会についてのお話。
ミランダ・ジュライは、コンテンポラリーアーティスト、作家、ミュージシャンなどマルチな才能を発揮する人。話題となった長編デビュー作「君とボクの虹色の世界」に続く、長編監督第二作目となる「The Future(ザ・フューチャー)」が、今週末2/16~大阪でも公開となります。この映画公開を記念して開催されたのが、この上映会。


イベント会場は心斎橋digmeout ART &DINER。大阪では滅多に見られない短編映像ということで、すぐに予約でいっぱいになったそうです。
会場は「The Future」をイメージした、Nine Stories〈ナインストーリーズ)さんによるファンタジックなデコレーションでより一層華やかに。

 

またこの日だけのスペシャルメニューとして、パンケーキも登場。ふわふわの食感でとっても美味しかったです。

上映された作品は、全部で5本。アート系の映像作品なので、なかなかとっつきにくい点もあったりするのですが、アーティストとしてのミランダ・ジュライの原点を知るためにはどれも欠かせないもの。とても興味深く観させていただきました。
上映後は、ミランダ・ジュライのファンでもある、コラムニスト山崎まどかさんと執筆家・翻訳家野中モモさんがミランダの魅力を独自の視点で語るトークが展開。

今回上映した短編映像とその後制作された「君とボクの虹色の世界」とのつながりや、東京で行われたミランダのスカイプトークの様子、そして新作「The Future」についてなど、私も知ることがなかったミランダに関する面白いお話が満載でした!

「The Future」は、16日~梅田ガーデンシネマで公開されますので、みなさんぜひ観に行ってくださいね! ちなみに私はひと足先に観させていただきました。ちょっと不思議で悲しくて、明快な言葉として説明するのは難しいのですが、心に静かな余韻を残す、とてもステキな作品です。





おまけ 

こちらはゲスト出演された山崎まどかさんの近著「女子とニューヨーク」。
「プラダを着た悪魔」「ゴシップガール」「セックスアンドザシティ」など、誰もが知っているニューヨークを舞台にした映画やドラマについて、
元ネタとなった映画・小説や実在したファッション・文化界の人々の物語から紐解いていく、ニューヨーク女子文化史といえる濃密な内容。
この本を読んでから映画を観るとまったく新しい視点で楽しめるはずです。

特に興味を持ったのは「セックスアンドザシティ」の主人公キャリー・ブラッドショーについて。思わずウンウンと頷きながら読んでしまいました。とにかくニューヨークが好きな人も、映画や海外ドラマが好きな人も夢中になれる内容です。
こちらもぜひ読んでみてくださいね。