バレンタインのデートムービーに! | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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オンとオフに輝きプラス!大阪発フリーマガジン「PLUS LUMINO(プラスルミノ)」編集者ブログ

こんにちはmaruです。私は只今、次号の春映画特集に向けて原稿作成中。月末から月頭にかけては映画の取材ラッシュでした!巻頭インタビュー含め3作品に出演するキャストの方も取材してきましたので、お楽しみに!インタビュー内容も写真も本当に今回、素晴らしい出来なので、早く皆さんに観てほしい!!とそんな感じで、いろんな映画を観たり資料を読んだりしましたが、中には公開日のスケジュールが合わず惜しくもご紹介出来なかった作品も。。その中から特におすすめの作品がこちら↓↓

2月9日(土)よりシネ・リーブル梅田にて公開
『ルビー・スパークス』

「リトル・ミス・サンシャイン」が話題となった実生活で夫婦の監督2人が、セレブカップルとして注目を集める熱愛中の2人を主演に迎えて製作された本作。脚本はヒロインのルビー役を務めるゾーイ・カザンが手掛けています。実は彼女、あの名作「エデンの東」の名匠エリア・カザンの孫娘。しかもイェール大学卒の才女!多彩な才能を発揮している期待のニューカマーです。

そんな彼女が「自分の思い通りに行動する恋人が現れたらどうなるのだろう?」という疑問から書きあげた本作。脚本の製作段階で本作の主人公カルヴィンを演じる恋人のポール・ダノに内容を話し、次第に2人はお互いをカルヴィンとルビーとして考えるようになったとか。ちなみにポール・ダノもゾーイに負けず劣らず若くして個性派俳優としての地位を確立。本作でもカルヴィンの融通がきかない感じやダメ男ぶりを絶妙に演じています。

そしてカルヴィンの両親役にはアネット・ベニングとアントニオ・バンデラス。大御所2人が本作ではとってもキュートでユーモアあふれる役どころに挑戦しています。うーん、贅沢な配役ですね~。個人的にお気に入りの役はクリス・メッシーナ演じるカルヴィンの兄役・ハリー。すごくイイヤツなんです!

ストーリー的にもカルヴィンのルビーに対する独占欲や嫉妬心に女子なら「これだから、男子はね…」なんてダメ出ししたり、男子ならカルヴィンとハリーのボーイズトークに共感したり、男女ともに楽しめる作品になっているのでバレンタインのデートムービーとしてもおすすめです。個人的に本誌ですごく紹介したかったのですが、間にあわずブログ限定紹介(笑)。単館系の作品なので、もし知らない人がいたらこんな映画があるよ、と教えてあげてくださいね。きっと、満足度は高いはず!

【ストーリー】
天才作家として華々しくデビューしながら、10年もの間スランプに陥っているカルヴィン。低迷期を脱するため、夢でみた素敵な女の子、ルビー・スパークスを主人公にした小説を書き始める彼の前に、ふいに現れたのは現実のルビーだった!タイプライターを叩いて、思い通りの女の子を創り上げるカルヴィンと、彼の手で魅力的になっていくルビー。フィクションと現実を飛び越えた小説よりもロマンティックな恋が始まる…。