「祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~」 | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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オンとオフに輝きプラス!大阪発フリーマガジン「PLUS LUMINO(プラスルミノ)」編集者ブログ

おはようございます。
ニシ子です。

先週末、祈りと怪物~ウィルヴィルの三姉妹~」を観てきました!

本作品は、人気演出家 ケラリーノ・サンドロヴィッチ(KERA)氏の新作書き下ろし脚本をケラさんによる演出と、演出家・蜷川幸雄氏による演出の2つのバージョンで上演されるというもの。
日本を代表する演出家2人の演出対決が観られるという、演劇ファン興奮の作品に!

私が先日観たのはKERAバージョン。
物語は、“ウィルヴィル”という架空の町を舞台に、複雑な因縁で絡み合う登場人物の物語が群像劇のように展開していきます。
出演者は、生瀬勝久さん、緒川たまきさん、小池恵介さん、夏帆さん、木野花さん、西岡徳馬さんなど、大ベテランから若手・実力派俳優さんまでがズラリ。ちなみに、私はマギーさんと犬山イヌコさんが演じる夫婦のシーンが特に好きでした。

KERA氏いわく、「大人のお伽噺」という本作は残酷でダーク。ですが、クスッと笑える部分もあり、約4時間という大作にもかかわらず、あまり長さを感じることなくどんどんその世界に引き込まれて行きました。あと、パスカルズによる音楽も最高でした!

KERAバージョンの次は、
蜷川バージョンの大阪公演は2/9~シアターBRAVA!でスタート。こちらは、森田剛さん、染谷将太さん、勝村政信さん、原田美枝子さんなどキャストも一新。思わず誰がどの役なんだろう~と想像してしまいます。

KERAバージョンを観ていない方でも絶対楽しめると思うので、興味のある方はぜひ観に行ってくださいね。