エル・グレコ展に行ってきました。 | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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こんにちわ ニシ子です。
先日に引き続き、本日も美術館ネタです。

10月号カルチャーでも紹介した「エル・グレコ展」が、今週火曜日からスタートしましたね。
ひと足早く、前日に行われた内覧会&記者会見に参加してきました。

 

エル・グレコは、16世紀~17世紀にかけてスペイン美術の黄金時代に活躍した人物で、ベラスケスやゴヤとともにスペイン三大画家と呼ばれる巨匠です。
本名をドメニコス・テオトコプ―ロスと言い、実はギリシャ・クレタ島に生まれたギリシャ人なのです。エル・グレコは彼のいわばあだ名で、スペイン語でギリシャ人のことだそう。
ギリシャに生まれ、ヴェツィア、ローマでの修行を経て、スペイン・トレドに辿りつき数々の名作を生み出しました。

本展覧会では、時系列的に作品を展示するのではなく、肖像画、宗教画、祭壇画など、多彩な才能を発揮したエル・グレコの魅力をごとに知ることができる内容になっています。

会場のには作品と一緒にエル・グレコの言葉も並べられているので、彼の人物像に思いを馳せながら楽しめるところも良いです。

そしてなんといっても最大の目玉は3メートルを超す大作「無原罪のお宿り」。
実際にその大作を目の前にすると、その迫力にただただ圧倒されます。
キリスト教徒ではない私ですら、描かれた聖書の神秘的な世界に引き込まれてしまうほど。実際に教会の祭壇画として飾られていた当時はもっと感動的だったんでしょうね。タイムスリップしたいです。

ニシ子おすすめのエル・グレコ展、たくさんの方にその感動を味わっていただきたいです。
エル・グレコ展 http://www.el-greco.jp/