堂島リバービエンナーレ2011 | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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オンとオフに輝きプラス!大阪発フリーマガジン「PLUS LUMINO(プラスルミノ)」編集者ブログ

こんにちわ ニシ子です。

今日からついに8月に突入!真夏ですよ~。

大好きな夏、今年はサマソニに行かなくなったので、お盆はどこに行こうか考え中です。


こんな暑い日でも涼しく楽しめ、さらには自分の感性も磨くlことができるイベントをご紹介します。

それは、今月のカルチャーでも紹介している「堂島リバービエンナーレ2011 」。

堂島川のほとりにある、堂島リバーフォーラムで2年に一回開催されているアート祭典です。


2回目となる今回は、青森県立美術館チーフキュレーターでもある、飯田高誉氏がキュレーションを担当。

テーマである「ECOSOPHIA(エコソフィア)」とは、フランスの哲学者フェリックス・ガタリが提唱した「エコゾフィー(エコロジ―とフィロソフィーの造語)の実践」をアートと建築により想定するもの。

と、書いてしまうとなんだか難しそうですが、実際に作品を観て、感じるままに楽しむのがアートの醍醐味なので、ご安心を。


先日、内覧会に行かせていただきました!


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真っ黒な会場に浮かびあがる作品の数々。幻想的な空間です。

後ろに浮かぶ白い巨大物体はなんぞや?と思われた方、それは行ってからのお楽しみ!


さて、会場内には、地圏・水圏・気圏という3つのエリアが出現し、絵画、写真、映像、建築、インスタレーションなど様々な作品が展示されています。

最近世界文化賞を受賞した彫刻家アニッシュ・カプーアの代表的な建築作品の模型、杉本博司氏と建築家永山祐子さんによる映像作品、2001年にターナー賞を受賞したマーティン・クリードのライトが点いたり消えたりする作品(タイトルもそのまま笑)などなどが並びます。


また、通常、展覧会では無駄な音がないものですが、本展では坂本龍一さんによる書き下ろし楽曲が会場に流れており、空間だけでなく音でもECOSOPHIAの世界を堪能することができます。


作品の中には、3月の東日本大震災の影響を受けた作品も多くあり、個人的にも色々と考えさせられました。

このテーマは震災前に決まっていたそうなのですが、環境について様々な意見が交わされ、個人個人が思うところも増えている今、環境と社会とのつながりについても考える機会になりそうです。


堂島リバービエンナーレは、8/21(日)まで。

ぜひ行ってみてくださいね!


http://www.dojimariver.com/topics/biennale2011.html