130年の歴史!九谷焼の窯元見学へ | プラスルミノ EDITOR’S BLOG

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オンとオフに輝きプラス!大阪発フリーマガジン「PLUS LUMINO(プラスルミノ)」編集者ブログ

おはようございます。ニシ子です。

週末に用事があり、石川県にある父の実家に行ってきました


石川県を代表する伝統工芸といえば、美しい絵柄で有名な九谷焼があります。

父の実家がある能美市でも九谷焼が盛んで、その中でも130年あまりの歴史を持つ、窯元「上出長右衛門窯 (かみでちょうえもんがま)」にお邪魔してきました。


こちらの窯元の4代目上出兼太郎さんと父は従兄弟同士ということで、4代目自らの案内で窯元を見学させてもらうことに!


1階ではろくろの作業中。

みるみるうちにキレイな急須のカタチに仕上がっていく様に感動!
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ズラリと絵付け前の陶器が並んでいます。
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2階は絵付け作業。
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写真の細かい絵付けをされている女性は、こちらに4年ほどいらっしゃるそう。この絵付け作業は特にに集中力と技術が必要なのだとか。


ちなみに4代目が今個人的につくられているものの1つがこちら。
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生まれたばかりの曾孫さんの手形・足形が入ったお皿! 

九谷焼の窯元ならではの記念品、ステキです。


写真はないのですが、1300度の高温で焼く、ガス窯も見せてもらいました。

この窯での作業は他の窯より難しいとのことで、窯の前には神様へのお供え物としてお酒・お米・塩が置かれていました。伝統工芸ならではの光景ですね。


また、こちらの上出長右衛門では、伝統的な九谷焼の美しさを堪能できる割烹食器や茶道具を中心につくられていますが、6代目となるお孫さん上出惠悟さんによる、伝統的な文様「花詰」に彩られた「髑髏のお菓子壷 」や、急須にタイやをつけた「走る急須」など、現代の感性を取り入れた遊びゴコロ溢れる作品にも注目です。


ポストカード
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こちらはお店で見つけた私のお気に入り。
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ドラムをたたく人、ピアノを弾く人が描かれたお湯呑 その名も「JAZZ」。


最近では、世界的に有名なプロダクトデザイナーであるハイメ・アジョン氏とのコラボレートによる商品 が人気だとか。
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カタチも絵柄もポップでかわいい!

CASA BRUTUSでも大きく取り上げられいます。すごーい!


私はここには小さい頃によく遊びに来ていましたが、今大人になって来てみると新たな発見や学ぶことが沢山あり、とても興味深い見学になりました。


上出長右衛門のこれからの動向にも注目したいです。


HPでも新商品やイベントの情報が掲載されていますので、みなさんぜひチェックしてくださいね!


上出長右衛門 http://www.choemon.com/

4代目さんのインタビューも!http://www.choemon.com/archives/816#more-816


東京の丸若屋さんとのコラボも面白いです。 丸若屋 http://maru-waka.com/?page_id=53