2023年10月27日

 

さて、連日報道されているイスラエル問題。

 

10月7日にハマスがイスラエルへの奇襲攻撃をすることで、一気に注目されました。

 

しかし良く考えてみてください。

 

イスラエルは、どこの国にも負けない諜報機関のモサドを持っています。

 

イスラエルはパレスチナ自治区への住民に対し監視を行っていることは、有名で特にガザ地区では、地球上で最も監視の厳しい場所のひとつです。

 

電話は盗聴され、頭上では衛星が偵察する。ワシントンDCの2倍余りの地域にいる200万人の住民には、イスラエル側への密告者も目を光らせているような状況です。

 

何でこんなにもしっかり監視されているような地域で、ハマス戦闘員がイスラエルの監視網をかいくぐることができるのでしょうか?

 

多くの話がSNS上で話が飛び交っています。

前回のブログでも書きましたが、1990年代に「オスロ合意」に署名したイスラエルとパレスチナは和平に向かって動き出していました。

 

そして将来的にいわゆる「二国家解決」に向けて一歩を踏み出そうとしていたのです。

 

ところが、和平やこの「二国家解決」に猛反対していたのが、当時の極右シオニスト派閥のネタニヤフが率いる「リクード党」とパレスチナ過激派グループの「ハマス」、そして「イスラエル聖戦」でした。

 

とにかく、彼らは解決の道をぶっ壊したい派。

 

そのぶっ壊したい派が、結託していた歴史事実があるのです。

 

イスラエルの極右シオニスト派とイスラエル諜報機関は、ハマスに資金提供をしています。

その結果、テロを起こしまくって、和平は暗礁に乗り上げます。

 

そして「オスロ合意」でパレスチナと和平合意を成立させようとしたイスラエルラビン首相は暗殺されます。

 

Swiss Policy Researchによりますと2019年にネタニヤフは以下のように述べています。

「パレスチナ国家の樹立を阻止したいものは誰でも、ハマス強化とハマスへ送金を

支持しなければならない。」

 

またイスラエル国防軍のガーション・ハコーエン少将は2021年、このように述べています。

「目に見える時限ではハマスは敵だが、隠れた次元では味方である。」

 

2006年の米国外交官兼大使のチャールズ・フリーマンも以下のように述べています。

「イスラエルはハマスを始めた。イスラエルの内務情報機関『シン・ベット』のプロジェクトでした。」

 

私は、てっきり1990年代には設立時など支援を受けて、今はもう援助はないと思っていましたが、このSwiss Policy Researchによりますと、今でも資金提供は続いているそうです。

 

ハマスの前身、「ムスリム同胞団」から資金提供を受けていたらしく、遡れば1970年代からイスラエル諜報機関は、資金提供していたそうです。

 

ということは、10月7日のハマス側の奇襲がモサドは知らなかったというのは、この歴史的な繫がりから見ても、あり得ないわけです。