昨日の大門での会談で〈量子もつれ:quantum entanglement〉エンタングルメントの話になって、〈重合〉のことを思い出し、もしやと思い記事検索したら、やっぱ書いてた。6年前の記事再掲。
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量子コンピュータの世界で、頻繁に話題になるものに、量子の「重合」状態つーものがあります。
実はわたし、この英語でSuperpositionと呼ばれる状態、アタマのなかの「もごもご」状態に近いんじゃないかと3年ほど前から、ひそかに目をつけてきました。
もちろんメタファーに終わってしまうかも、ですが全然かまいません。別に科学論文書くわけじゃないので^^;
量子の「重ね合わせ状態」というのは、現在のコンピュータの1ビットが、「0」か「1」の、どちらかの値しか取らないのに対して、同時に「0」でもあり「1」でもあるという状態をとりうる、その状態にあることを言います。
この状態は、SFでもたんなる仮説でもなく、観測されたリアルな量子の状態です。
古典的な論理学の「排他律」、「排中律」=Aであって、同時に非Aであることは不可能で、Aであるか、非Aであるかの、2つに一つ、ってのを、かるがると超えてしまった状態。
(後注:排他律はパウリの排他律として別途参照すべし)。
未決状態と言うのも変。だって、量子ビット(qubit)は、そのように「ある」という意味では、一意に決定されているわけなので。
「放射思考の起源(つまり、シンプルマッピング的思考の起源)」がらみで、いろいろ探していたら、根本香絵 博士が、面白いメタファー使って、この重ね合わせ状態を説明されているのを見つけました。
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例のだまし絵がそのメタファーです。
ゲシュタルト心理学でよく使われるレビン(ルビン)の壺などもそうです。
茂木健一郎さんは、「どちらかに決める」働きを、「志向的クオリア」と呼んでいますが、
どちらにも見えるような、こういう状態が、プレ・マッピング状態であり、文法中枢のスタンバイ状態にあるのではないかと、エディトリアル・エンジンは、考えているわけです。
つまり、この状態が、マッピングを駆動するエンジンでもあるということになります。

