角川歴彦著『クラウド時代の<クール革命>』に登場するキーワードの一つに、「コンテンツ・バンドル」があります。
バンドルというのは、パソコンを買ってくると、いくつかのソフトがすでにハードディスクに入っている、すぐに使える状態にしてあることを言います。この場合はソフトウェア・バンドル。
昔のMacには、たとえば「ハイパーカード」がバンドルされていました。
「コンテンツ・バンドル」は、ウェブにアクセスしている状態で感じ取ることができるかもしれない「既成事実」であると同時に、これからのメディア事業をリードする概念にもなっています。
ローカルマシンにバンドルされたソフトの容量には限りがあります。ハードディスク容量内に収まり、動作に必要なメモリを食い過ぎない程度の容量に抑えられています。
でも、コンテンツは?
そこに「クラウド」が接続される。そういうコンテンツ大バンドル時代への構想の書になっています。
さらに、そこには「編集」の仕組みが登場する必要がある。
そこまでは角川さんの本には書かれていません。
コンテンツ・バンドルにともなってバンドルされるべきは、「エディトリアル・エンジン」です(笑)
いや、マジで。
「すでにそこにコンテンツがある」のであれば、そこに起動するのは編集エンジン以外にありえません。
わかりやすい話が、読書するときに起きていること。これをセルフオブザベーションすること。
(続く)