目的論による正義の解釈は正義なのか? | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

目的論は、実は古代ギリシアの「奴隷制」の正当化にも使われています。


アリストテレスによれば、奴隷制は「正しい」制度で、奴隷に適う、ふさわしい人というのが存在するという論理を展開しました。目的論的に言えば、「奴隷になるために生まれてくる」人、というのが存在するというわけです。


そして、奴隷制への反動から生まれるのが「自由」の議論。


少なくとも、「選ぶ自由」という意味での自由の議論が生まれてくる。


逆に言えば、「自由」という概念はその程度のものに過ぎない、ということにもなる(笑)


「自由とは、自分の役割や目標・目的を選択できることなのか?

それとも、自分の本質を見つけようとすることなのか?」


ハーバード白熱教室 NHK3
編集機関EditorialEngineのシンプルマップ的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks-ハーバード白熱教室第10回

とサンデルは結んでいます。次回はいよいよ「愛国心と正義、どちらが大切?」


たぶんコミュタリアニズムの話に突入するはずです。