AISAS、Attention(注目)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(行動)→ Share(共有) 、
AIDMAに代わる?ネット時代の「消費」行動フォーミュラとして電通が提唱したものだが、これ、「続きはウェブで」、「続きは検索で」、という紙広告とウェブを連動させる広告の誘導経路を図式化したものとしか思えない、とあえて言おう。
なぜなら、ネットの普及以前にも、「検索」行動、シェアする行為は当然にもあったのであって、「検索エンジン」の登場によってそれが浮き彫りにされたに過ぎないから。
「アテンション」は、どこでどう起こるのか、起きているのかが、相変わらずの出発点であって、この注意のカーソルを先導する、デザイアの動きこそが、肝心要の読書に深くかかわっている。
読書には、必要と欲望の2層がある。
そこがAISASでは、拾い切れない。
「読みたい」というデザイアと、
「読む必要がある」というニーズは、
まずは別物である。
ニーズという意味では、
ヒトは、本などなくても生きて行けるのだ(爆)
(続く)
PS.
続きは、ここでお話しします。