HTMLはHyperTextMarkupLanguageの頭語。ところで、なぜなにがどこが、Hyperなのだろう?
実は「HyperText」というものが、HTML以前に考えられていたためだ。
テッド・ネルソン という人が最初に言い出したとされている。
何が、Hyperなのか?
古くから、インターネット以前に、そして今でも使っている「紙」の上のテキストに比べてHyperということだったのである。
簡単に言うと、ページからページへ、自在に飛べること。それがHyperなのだった。HTMLは、この「飛ぶ」ことを、※<アンカー ハイパーレファランス></アンカー>という要素タグ(アンカータグ、通称aタグ)で実現する。つまり物理的には、いわゆる「Linkリンク」である。
しかし、現在のウェブページでは、リンクをクリックすることで「Hyper」だなあ、などと感じることはめったにない。たんなる、移動、誘導として、読者を物理的に移動させるだけの機能になっていることが多いからだ。
せいぜいが、「ページめくり」機能の提供におさまっている。パンくずリストのように、親切なナビゲーションは大切なことだし、リンク集も重宝することはある。
だが、それだけでは「<読み>におけるHyperTextの重要性」は見えてこない。
次回は、リアルワールドの読書の例を挙げて、実際的にハイパーテキストを、HTMLの使えない、実物書物と実物書物の間で実現できている、ということを紹介します。
ところで、これはもう具体的な読書術の紹介にになるはず。付箋読書法、ポストイット読書術、マーキング読書術、ネーミングはご自由に。
これ、メルマガ「XHTML読書:文系理系まとめ読み読書法研究 」のバックナンバーの一部です。
実はこのメルマガ、読書法からシンプルマッピングへの接続をうまくやりきれていないままテーマが蛇行してしまって、うすらボンヤリなマガジンになってしまっているのですが(爆)、先日「しゅっぱん2.0」の大学院生S君と企画の話をしていて、そうか「読書環境」というか、「読書空間」がテーマだったと想い出した次第。
記事の日付は古くても、これからのテーマなんだと。
2010年は、こいつの脱構築も仕事にしていきます。