ブランディングって、知られてるようで、一般的にはまだまだ知られていない言葉です。
ブランド、はまあ多くの人が理解してるつもりの言葉だし、イメージもするでしょうね。
いろいろに。
まあ、ロゴマークだったり。ワイズとか(古っ 爆)、アナ・スイとかクロエとかイッセイとか、スカイラインとか(笑)
そのようになる、なりつつある、そうなるようにしていく活動が、
ブランディング、「ブランド化」と思われているわけですが。
今じゃ商品の話じゃないんだよ、企業じゃないんだよ、ブランド人、人なんだよ、って声が聞こえて来ます。
ハイ、まあそうですね。
だけど、究極は、イッセイとかトヨタでしょ。
コルトとか、ベレッタとか、ポルシェとか、ベンツとか、
みんな人ですょ。もともと。
ファミリーネームです。人です。豊田佐吉です。
はなから、企業名だけじゃないんです。ブランドもブランディングも。
パナソニックになった松下もそうです。
ロゴなんか、後から付いてくる。ここまでは、大きなお世話かもしれません(笑)
しかし、まだあるんです。
ブランドって、そもそもが「焼き印」です(烙印ともゆー、ムゴっorz)。
カウボーイが追っかけていた、牛さんのお尻にジュッです(ゴメンね、牛さん)
これ古典中の古典ですが、ブランドの起源話としては。
しかし、きょうびのブランディングにも、
実はしっかりつながってる話です。
今でも、英語では、ブランディングというと、あなたのサインや、ロゴや、ドメインの名前を、貼り付ける、というただそれだけのことを意味したりします。正確にいうとこれは、これからブランド化していくという意味ではなくて、すでに確立されているブランドを、その印をペタペタつけるという意味なので、結局、いまだに「焼き印」なのです(爆)
ブランディングという英語には、すでに確立されたブランドを焼き付けていく手作業、それしか意味しない場合があるということです。
確立されてんだから、ブランドは、実はヴァイラル・マーケティングには向いてないというか、お呼びじゃなかったりする。ちょっと話が込み入って来ましたが。
なぜなら、クチコミって一過性のニュースです。
ガッつり、多くの人の胸に刻みつけられるような、刻印されるようなものじゃないんです。
確立されてないものを、いくらばらまいたって、ゴミでしょ。
「大事件」でないと、ニュースには刻みつけられたりしないですから。
こちらの心の中に、刻みつけられること。それがブランディングであって、目立つこと(単なる露出頻度)や、周知徹底や、認知度を高めるなんてのは、それは広報(PopularRelatonship;PR)であって、ブランディングできてなくても、出来る。
ここを間違えている議論が実に多いです。
出版もそう。
本出すことがブランディングじゃないんです。滅相もないです。
本の著者になることがブランディングなんてトンデモない話です。
本の中身に、人の心を打つ、刻みつけられるような一言があるかどうか、を問題にしてるならブランディングかもしれません。ここ、とても重要です(アマゾンキャンペーンなどの課題でもあります)。
そしてこれは、犯罪事件の主人公と、実は紙一重なところがあります。ですので、覚悟が必要です(爆)
ワイズとか、アナ・スイとか、クロエとか、イッセイとか、スカイラインとか、トヨタとか、コルトとか、ベレッタとか、ポルシェとか、ベンツとか、みんな多くの人の心に刻み付けられるようなこと、どこかで最低でも1回は、やってます。
パーソナル・ブランディングだって同じです。
パーソナルな場合は、犯罪者と紙一重なとこもある(爆)、というのがちょっと違うくらいです。
相変わらず、ブランドというのは「焼き印」なんです。
ジュっとこなきゃ、ブランディングはありえません。
PS.
おはようございます。じぶんブランド理論研究班の岡田です^^
当ブログに新テーマを追加しました。「じぶんブランド大学」です。
実はすでに、開講しているのですが、まだ大々的な一般公開はされていません。
「シンプルマッピング」、「コアメンタルWINコミュニケーション」、「しゅっぱん2.0」などなどを、サブクラスに抱える
構想を持って開講したばかり。
上記記事は、昨夜配信された主宰の松宮義仁氏の週刊ビデオレターに触発されて、たまっていたウップンをはらしたものです(爆)
次回は、関連して、10数年前にわたしがラフった「バーチャル・カンパニー」の概念について、お伝えします。
ブランディングがらみの話です。