総合誌感覚なペタと編集 | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

ペタというのも、mixiの足跡などと同じ一種の通信技術なんですね、pingを打ってるようなものなので。


ただ、アメブロのペタが面白いのは、訪れた人が、自分の意思でもって、クリックして信号を送り出してるというところ。


で、わたしの場合、(総合雑誌の編集も、けっこうやって来たので、どんな方のブログにペタつけたか、振り返ってみると、もう結果的には、ガンダム、もとい、ランダムとしか言いようがない。


しかし、そうではないのです。


いくつかの、センサーがピコピコ動いているようで、たとえば、電気屋さん、職人さん、士業の方たち、よく知られているようで、あまり知られていない職人さん、テイラーさんとか、町工場の技術者さんとか、味関係の達人さんとか、まあ、何か書こう、描こうとしている人とか、あと気学とか、占星術とか、タロットとか、これは「読む」リーディングに関係しているし、だんだん実務的になって、デザイナーさんとか、カメラマンさんとか、印刷関係とか、広告屋さんとか、結局なんというか、「ペタしない場合」を考えたほうが速いかもしれないと思えるくらい、多彩(爆)


まだまだ、あります。


これは、アタマのなかに乱数発生させてるわけではなくて、雑誌の場合、特集、月々の連載コラムインタビューなどいろいろあって、これくらいの帯域のセンシングをしていないと、企画が立てられなかったりする事情があるのです。


まあ、いまは雑誌の編集部には属していないですし、企業PR誌の編集長もとっくの昔に辞めてますが――レコメンあれば、いつでもやりますが(爆)――、そういうブロードバンドな癖が、未だに抜けなくて、それがけっこう今でも、生きています。それが、高速の記事読みにつながっています。


そもそも本や雑誌には、何でも入れられるということもありますし。


ただ、なんでもかんでも好奇心で追いかけてるわけでもありません。


どこかに収束させようという、エディトリアル・ウィルのようなものが、働きながら、ギリギリまで半径を広げていくということです。


テーマを間違えたかもしれないですが、ツールにも、そういう「編集センス込み」のものが出てきてほしいなと思う今日このごろです。



ペタしてね