レトリックを知ることは、別に表現に技巧を凝らすことができるようになるとか、そういうことではありません。
書くことをドライブする、駆動する力がどこにあるのかを知ることです。
この力というのは、実際に書いていれば、書いているときに、働いているということを体感できるような力です。
それは、リズムとか、呼吸にも、おそらくつながっているもので、話すこととかなり密接に関連しているはずです。
これがつかめれば、書くことはさほど苦ではなくなります。
そのレッスンとして、レトリックを知る、という構想で、この話は続いていきます。
ちょっと飛びますが、絶対音感と書くこととも、どこかでつながっているという仮説を立てています^^;
コード進行や、フレーズ、イディオム(ジャズで使われる)などを蓄えることと、レトリック感覚は近いはずです。
何を、どういう展開で書くかは、この本に出てくるコンテンツマップを使えば、スムーズです。
シンプルマッピング流出版術は、そのコンテンツマップを元に、具体的にどうコンテンツを埋めていくのか、つまり書いていくのかを、カバーしていきます。

