例の本のネタ本です。
それほど難しい英語ではありませんが、ヴァレラ-マトゥラナの「オートポイエーシス理論」を、ビジネス創造に応用しようという試み。今年初めに刊行の本です。
サブタイトルにある「Emerges」の名詞形が「エマージェンシー」。これ、「創発性」と訳されて、知識創造型組織のキーワードとして、一時期、一橋大の野中郁次郎さんほかが、よく使っていたキーワードです。なかなか面白いキーワードですが、生物学からの転用なので、「メタファーに過ぎんだろ」という批判もありました。わたしは、まあ面白いとは思っていますが、実システムに実装できるのか、冒険ではあります。
お手並み拝見です^^
アクロバチック日英併読の相方は、この文庫にします。
知恵の樹―生きている世界はどのようにして生まれるのか (ちくま学芸文庫)/ウンベルト マトゥラーナ
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