三楽舎さんの本(1) | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

暗い記憶で恐縮なのですが、1995年のサリン事件で、


クソ味噌になってしまいました。何が?


宗教とか、ヨガとか、神秘とか、オカルトとか、神様とか。


もっとも宗教という言葉は、それでなくても、この国にはあまり似合わない。


宗教、英語でRE-LIGIONですが、これは実はかなりキツイ言葉なのです。

(ハイフンを入れて強調してます)。


関心を持たれた方は、語源辞典などで調べてみてください。


あの悲しい事件が起きる10年ほど前まで、ニューエイジとか、精神世界とか、ニューサイエンスとか呼ばれた、一種のムーブメントがありました。今でも、大きな意味を持つと評価できる成果も残っていますし、これらの動きがきっかけになって、現在につながっている価値ある仕事もあると思います。


時代は少しずれるかも知れませんが、あの事件と前後して、あるいはそれをまるで準備するかのように、妙に「衛生観念」が肥大し、街から「闇」や「陰」、「影」が急速に失われて行きました。


そのころ井村宏次さんという「生体エネルギー研究所」の所長と交流がありました。研究所の名前からして「あやしい」ですね(笑)。


しかし、カルトでもなんでもない。


この生体エネルギーというのは、今では一般的に使われるようになっている「オーラ」のことです。


井村さんの名著に『霊術家の饗宴』という本があります。


明治時代に、「柔術」が柔道になり、「医術」が医学として近代化が完成される時期に活躍した、「医術家」たちの話です。


科学的に証明はできないけれども、何人もの病める人、傷ついた人々を事実、救ってきた霊術家が存在しました。現在の医者、施術師などと違い、「無資格」。国家試験などありません。しかし、実際、多くの人が救われたのです。


確か、そこでは、東洋医学と西洋医学の確執も描かれていたと思います。


西洋科学によって証明できないけれども、そういう能力は存在する、そういう能力をバランス良く活かして行こうというメッセージを持つ本でした。


三楽舎さんのこの本も、そういう考え方をベースに据えて編集された本だと思います。


もちろん、ここにもセカンドオピニオンは必要です。流儀・流派は百家争鳴に近いと言ってもいいでしょう。


必要を感じる読者が、トライしていく必要があるのですが、その門戸を広く開放し、ディレクトリーを提供しているという意義は大きいと思われます。


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次回は、この本のエディトリアルワークについて、米国のカウンセリングブームについて書こうと思います。

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