読書について読書する | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

落語に「頭山(あたまやま)」ってのがあります。


ちょっとサイエンスフィクションホラーっぽい変な噺です。


自分の頭のなかの池に、自分が飛び込むっていう、超ヨガ体操みたいな落ち(爆)


好きなネタの一つです。


読書について読書するっていうのも、まあこういうちょっとアクロバチックなところがあるんですが、勉強本ブームですか、これのおかげで、みなさん平気で、物凄いことをしてる(笑)


それでいて、そのことに気づいていない。面白い現象です^^;


自己言及とか、メタ認知とか言いますね、こういう作業というか、そこに置かれた状態、構造と動作を。


簡単には、


「私が知っているということを知っている(Knowing what I know)」


「私は理解しているということを理解している(Understanding what I understand.)」



そんなことです。


これは大脳新皮質、前頭葉を発達させたヒトにしか見られない思考様式のようです。


(って、完全に実証されているわけではありません。ほかにもいるかも知れないですが)


「頭山」の話、続けてたいんですが、そうもしていられないので、


読書の話で、いったんケリをつけておきます。


「熟読する」ってどんな感じでしょうか?


小宮一慶さんの、この本読んで、


初めて、納得の解答に出会えました。


ビジネスマンのための「読書力」養成講座 (ディスカヴァー携書)/小宮 一慶
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で、『A6ノートで思考を地図化しなさい』にテンプレが載っている、「読書マッピング」なんですが、


これを使ってする読書、小宮さんの納得の「熟読」と同じ結果を出してくれる読書法だとあらためて気づきました。


編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-シンプルマッピング


シンプルマッピングはどうやら、とくに「読書マッピング」は、


メタ認知ギア、です。


どんな本にもセットできます。