編集の基本は「総合誌」 | 編集機関EditorialEngineの和風良哲的ネタ帖:ProScriptForEditorialWorks

職業としての編集には、各分野ごとの専門編集者というのがいます。


編集者志望の人のための本には、


まず専門分野を極めろと書いてあったりすることもあります。


しかし、ちょっと待ってください。


編集というのは、まずノンジャンル、分野を問わないのが編集センス(editorial sence)です。


極めるべきは、そういう分野を問わない編集技術であって、

ビジネスとか文芸とか、医学とかエンタメとか科学と政治社会とか、

そういう分野に関する専門性ではありません。


そういう専門性は、各ジャンルの研究者、学識者にまずお任せしておけばいい。

それが編集的センスというものです。


だって、本には、なんでも入るんです。


雑誌で言えば総合誌です。




編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-総合誌01


編集機関のシンプルマップ的ネタ帖:ProScript for Editorial Works-総合誌


もちろん、「好き」から入るのもありですが、


扇の要のようなもので、

どちらにしても、そこから末広がりに広がったり、つぼめたり。


それができるのが編集の基本です。


逆に言えば、いつでも、どんな分野についても、


まあ、プロとは言えないまでも、セミプロにはなれるのが編集です。



続きは、また明日^^


というか、一山越えてから^^;