先週、シドニーで暮らしている友人から電話がかかってきて、新型コロナウィルスがらみの情況を訊ねられ、「やっていけるのか?」と心底、心配されてしまいました。ボクの職業は編集屋で、世の中にとってあってもなくてもいい商売かも知れませんが、その分、経済的な影響はありません。「この歳して、まだ心配されてる」と同僚に訴えると、「心配してくれてる人がいるんだからいいじゃない」と諭され、そういうことなら、ととりあえず納得しました。
その翌日、テレワーク中の娘がわが家に来て、ボクのマスクの残量をチェックして帰ったようで、「残りが少なくなっちゃったね~」と電話が掛かり、「混んだ電車は危険だよ、うちに来て、三人(娘と連れ合い、それとボク)で働こうよ」と誘われてしまいました。もちろん、即座に「いやだよ! ちゃんと電車に乗って仕事に行く!」と断りましたが、「うちならネット環境も整っているし、事務所に出ることないじゃない!」と粘られましたが、娘にまで心配されていることに気づかされました。
心配されるだけの人生、周りから見ると頼りなさそうに見えるんだろ-な~。