『居酒屋ほろ酔い考現学』(橋本健二 祥伝社黄金文庫 2014)、『居酒屋の戦後史』(橋本健二 祥伝社新書 2015)、『日本の居酒屋文化――赤提灯の魅力を探る』(マイク・モラスキー 光文社新書 2014)、『吉祥寺「ハモニカ横丁」物語』(井上健一郎 国書刊行会 2015)――を読みました。これまで、どんなに依頼されても「飲み屋の話は書かないよ! 書き込まないよ!」と突っぱねてきた小生が?(そうはいっても、雑誌ではずっと書いていましたが、個人の単行本では書きたくないというだけだったんですけど)、立て続けに呑み屋の話を読みました(編集長に頼んだわけではなく、ちゃんと書店経由で購入しました)。ただし、このあとの予定は都市社会学の『サードプレイス――コミュニティの核になる「とびきり居心地よい場所」』(レイ・オルデンバーグ みすず書房 2013)へ進みますので、向かう先は赤提灯の魅力を探る――というより、街、街路に向かって開かれた場――がテーマ。
これらの本を読んでいて気付いたんですが、路地は利用者によって意味を書き換えることができるけれど、横丁(ネーミング横丁)は利用者が意味を付け加えたり、書き換えたりすることができない! という発見。でも、(ヤミ市起源の)横丁はその存在自体がアナーキー?(これらはいずれも、読書感想ではなく、ボクの思考に寄せると、というお話です)