東京駅は新しくなった? それとも古くなったの?
先ほど、東京駅前を歩いていたときのこと。
「向こう側(丸の内側)、新しくなったんだよな」若そうな男の人の声が聞こえました。
すると、「う~ん、新しくなったのか、古くなったのか判かんないけどなー」ともう一人の声。
「でも、ズーッとシート被ってたんだぜ。新しくなったんじゃないの」ともう一人。
こんな話し声が後ろから聞こえてきました。
う~ん、意味深い。東京駅(当時は中央停車場)は建設当時から新しい建物であるにも拘わらず、「こんな古くさいものを!」をいう批判がありました。でも、設計者は、アカデミックな世界を牛耳る辰野金吾。わが国第一の設計者。そんな設計者に面と向かって批判する者はいなかった……。と言うことはなく、F.L.ライトとともに設計の仕事をした遠藤新は「時代錯誤だ!」とハッキリと批判しました。
まあ、どんな人たちが赤煉瓦駅舎の話をしていたのか、後ろを振り返って確認はしませんでしたが、なんとも意味深く考えさせられてしまいました。
とはいえ、まぁ、なんといってもこれでもかというほどのあでやかな辰野式。皆さん、丸の内側にまわって、堪能してください!