春になると、外遊びの虫がうずく。
キックボードにのりたい!
一時期大ブームになって、子どものおもちゃとしてかろうじて生き残っているキックスケーターではない。
スノーボードなどのメーカーであるK2が、「雪上の楽しさをアスファルトでも!」と、あのブーム以前に発売した三輪スティック付きのスケボーだ。キックスケーターと異なり、横乗りをして、スノボのような体重移動でカーブをする。
これが楽しいんだ!
一時期、自宅→駅、駅→会社をこのキックボードで通勤をしていた。電車のなかで迷惑をかけないように、専用ケースも自作した。
内緒だけれど、時々、高輪台から五反田へ片側4車線の国道1号線(桜田通り)の坂をイッキにスラロームするのが楽しみだった。もちろん深夜限定だけれど、頂上の赤信号で、クルマが停止したすきにシャーっと五反田駅前(交番から見えない当たりまで)までぐいぐい滑るのだ。
坂道だけではない。平らなアスファルトの道路でも、快適に滑る(走る)。わざわざゲレンデに行かなくても、あの滑降の楽しさを街で味わえる。いまでも、滑らかな路面、適度な坂道を見るとキックボードで走ってみたくなる。
愛犬ソピアが若かった頃は、散歩もこのキックボードででかけて、犬ぞりのように一緒になって走った。ソピアも、グングンと引っ張って走るのが大好きだった。
ボクは学生時代にスキー同好会に所属していたのだけれど、どうやら横乗り系が好きなのだ。
キックボードの隣にあるのが、ストウボード。3つに折りたたむことのできる横乗り系で、基本的にはスケボーみたいなもの。
最近、どちらも遊んでない。
ブームになってしまい、それが去ってしまうとどうにも時代遅れのような印象がして、気後れがする。それよりも、大のオトナは普通、街でこんなものに乗っていないものだ、ということにボクは気が付いてしまったのだ。
最近、オトナ雑誌の創刊が相次ぎ、遊べ、遊べと喧しいが、そんな雑誌にはキックボードはもちろん、スケボーすら登場しない。
キックボードは、すり減ったホイールを何回か換え、ベアリングもセラミックの良く回るタイプに交換、デッキの滑り止めも自作して、スプリングは強力なタイプにした。ハーレーダビッドソンはオトナの趣味といわれるのに、なぜスポーツ系の遊びはガキンチョ限定なのか。。
しばらく乗っていないうちに、K2はどうやらキックボードを手放したようだ。ホームページは、いまは後発のキックスケーターのメーカーのページになっていた。日本では、もう正規に扱っている店もないようだ。ストウボードも、日本ではもう手に入りそうにない。
専用ゲレンデがあるわけでもなく、スケボーやインラインスケートに混じってパークで遊ぶほど認知されておらず。
放置自転車のように迷惑をかけないし、コントロールもしやすくて街乗りには最適なんだけどね。
春だし、勇気を出して、また街に滑りだそうかな。
やめておいた方がいい?
・Kickboard
http://www.kickboard.com/
・STOWBOARD.com
http://www.stowboard.com/