色々な映像編集

どーもお疲れ様です。係長です。毎日蒸し暑い日が続きますねぇ~。
そんな日が続きますが、今日も元気に映像編集に関わることを
書いていきたいと思います。

今日は「色々な映像編集」について書いていこうと思います。
これは一口に映像編集といって編集の仕方や機材が違ってきますよ。

「オフライン編集」
これは仮編集と呼ばれるものです。本番の編集をする前に使用するテイクや尺などを決める作業です。
本番の編集は高価な機材やスタジオを使うために、事前にオフライン編集で試行錯誤をして
大体のものを決めてしまいます。最近は機材やソフト性能があがってきたので、本番の映像と
変わらないぐらいのクォリティーのものもできます。
TV番組、CM、PV、VP(企業ビデオ)など各種でやりますよ。
アニメのオフライン編集はちょっと変わっていて編集をするエディターが台本の書いてあるセリフを
読みながら尺を決めたりして、そこに出来上がってきたアニメをはめ込んでいきます。
アニメ編集だけはちょっとまた別の機会に説明していきますね。

「オンライン編集」
仮編集でほぼ出来上がってきたものを高画質にして合成、エフェクト作業、CG、テロップなど足して完成させます。
基本的にはオンライン編集は編集というより高画質にしたり合成の作業などのフィニッシュワークなので
オフライン編集で決まった使い所や尺は変えないので、もっとバリバリ編集をしたい!という人は
オフライン編集のお仕事をお勧めします。

「現場編集」
撮影現場で行う編集です。これは主に合成チェック用だったり、ちゃんと映像が繋がるものが撮れたのかを確認したり
するために行う仮の編集です。CMだとちゃんと15秒で収まるように撮影出来ているのかとか、
映画だと膨大な撮影素材を確認したりします。最近はドラマでもよく使われているみたいですね。
またコンサート会場でその場で撮影したものを編集してすぐ会場のモニターに映したりする現場編集もあります。

「Vコン編集」
これは企画段階の絵コンテを取り込んで音楽やナレーションに合わせて尺を出したり
取り込んだ絵コンテを動かしたりします。1枚の絵コンテだと分かりにくい場合、
クライアントに説明する際に作ったりします。

「アニマティクス編集」
主にCGが絡んだ作品のテスト編集のことです。CGチームはCGを作り始める前に低クオリティーCGを作って
それを編集で並べてみてスタッフの確認するものです。グリーンバックだけの撮影で俳優さんに「こういった
CGで作りますので」と見せながら説明したりもします。


編集の種類はこんな感じですね。では次に編集に使用する機械の説明をしていきますね。

「ノンリニア編集」
パソコン、編集ソフトを使った編集です。このブログで紹介している編集はほとんどこれにあたります。
一番簡単な構成としたらパソコンと編集ソフトだけですが、業務用のオンラインノンリニア編集では
何個もCPUやメモリーが積んであるパソコンに何千万もする編集ソフト、高速にデータの取り扱うハードディスク、
業務用テープから取り込む機械や正確な映像を見るための業務用モニター、波形など信号を監視する機械など
編集するハードとそれ以外の周辺機器で構成されています。

「リニア編集」
テープからテープに編集していくシステムです。家庭用ではVHSや8mm、MiniDVなどがありましたが、今はほとんど
ノンリニア編集になってしまいました。ただTV番組や企業ビデオを作る際には主力の編集システムです。
利点はとにかく早いです。単純にテロップを入れるだけなら録画をしながらテロップを表示するスイッチを押せば
そのまま録画されますので、レンダリングいらずです。
リニア編集の基本構成はテープを再生、録画する機械(VTR複数台)、テロップを作成する専用の機械(テロッパー)、エフェクト効果をする機械(DVE)
VTRやテロップやエフェクトなどの信号をまとめる機械(スイッチャー)、音声信号を管理する機械(ミキサー)
そして各機器をコントロールする編集機、確認用のモニターと波形信号確認用の機械等です。
ノンリニアに比べて機材の数が多いのをお気づきでしょうか?そうです、ノンリニアのソフト内にあるテロップやエフェクトの機能が
一つ一つの機械としてあるのです。でもこんな沢山の機械どうやってコントロールするの?と思いますよね?
まずは、それぞれの機械でそれぞれの動作を決めます。例えば、テロップであればテロップを作ってどこに位置に配置するとか
エフェクトはどのエフェクトを使ってどんな動きをするかとか、スイッチャーでは何秒でテロップがフェードインしてくるとか
です。そして編集機で全部の機械の同時に動くように設定して編集作業を行います。編集機はVTRの動作の制御や各機器の
動き出すタイミングを決めることができる機械です。ちょっと大変そうに見えますが、
機械も進化してしてきているので、スイッチャーでエフェクトの動きを決めれたりと各機械が連動して動くようになってきています。

今まで話した事が無いリニア編集のことを書きましたがいかがでしょうか?映像編集はリニア編集から始まったものなので
リニア編集のことを知っておくとノンリニア編集に活かせることも沢山ありますよ。
どーもどーも、特殊映像編集係の係長です。
今日も蒸し蒸ししていますねー。とは言え映像編集は
基本インドアでやっている場合が多いので、
もしかしたら快適なお部屋でやっている人も多いのかもしれませんね。

さて今日は前話した3点編集の続きの「4点編集」について書いていこうと思います。

この間話した3点編集は素材の使い始めのINポイント、終わりのOUTポイント
そしてレコードシーケンスのINポイントの3点を決めるとシーケンスのOUTポイントは
素材IN、OUTポイントの間の尺を計算して決まって編集ができるという話をしましたが、
さて4点編集とはどんなものなのでしょうか?

4点編集を結論からいいますと「タイムワープを使う素材を編集する際に利用する編集法」です。
タイムワープとは倍速やスローはたまた逆再生などの効果のことをいいます。

ではその4点編集を説明していきますね。
まず、レコードシーケンスでとある長さの部分例えば、子供の笑顔の5秒のカットが
あったとします。ここに子供の笑顔の寄りのカット約3秒に差し替えたいとします。
そうするとレコーダーシーケンスで欲しい尺は5秒なのに、素材の尺は3秒しかありませんね。
うーん、困った。尺が2秒足りないから笑顔の寄りの3秒の映像をスローの5秒にして
使おうということになったとします。
では、どうやって3秒のものを5秒にすればいいのでしょうか?
編集ソフトのタイムワープのコマンドでは素材を200%のスピードにするとか何秒分に
スピードをかえるとかありますが、もっと便利で簡単にスピードをかえる方法があります。
それが4点編集です。

まずはレコーダーシーケンスの5秒分のカットにINポイント、OUTポイントをつけます。
それから素材の3秒分にINポイント、OUTポイントをつけます。
そしてこの後通常と異なる編集コマンドを使います。今はFinalcutという編集ソフトをもとに話を進めますね。
4点の編集ポイントをつけたら素材をレコーダーの画面にドラックすると「空きを合わせる」
というコマンドが出てきますので、それを実行します。そうすると自動的に3秒分の素材が
5秒になるように自動的にタイムワープ(スロー)がかかった状態でレコードシーケンスに編集されます。

要するにスローの何%にして尺をのばして何秒分にするなどという計算を考える手間を省いた編集ができるんです。
これは便利ですよ。

ちなみに今はFinalcutで書きましたが、プレミアだと4点指定したと「インサート」編集を実行すると
尺を合わせるか聞いてくる画面が出てきます。また他のソフトだと4点指定したあとタイムワープメニューで
レコーダーとソースを「フィット」させるスイッチがあるので、それを押してタイムワープをすると
自動的にレコーダーの尺と同じになるようにタイムワープがかかったりするものがあります。

ですが、この編集の際の注意点があります。
「素材の尺があまり短すぎるとコマ落ちをしてしまう」ということです。
4点編集はタイムワープの数値などを気にせずにできる編集方法(タイムワープ)なのですが、
逆をいえばどれぐらいの速度のタイムワープがかかっているか解らない状態でタイムワープがかかっていると
いうことです。ですから4点編集をし終わった後は必ず、タイムワープ具合を確認してくださいね。
目安としたら最低でも1/2以上の尺は必要です。(レコーダーが4秒の場合、素材は最低でも2秒以上)

さあ、これが4点編集です。3点編集、4点編集、はたまた素材の使い頭から後ろ全部を
レコーダーに編集する2点編集などの駆使してどんどん編集していきましょう!



iPhoneからの投稿
どーも、みなさんお疲れさまです。係長ですニコニコ
昨日や今日、学校では運動会のところが多かったようですね。その運動会で撮影した映像を
うまく映像編集して見栄えのあるものにしちゃいましょう!
という訳で今日も少しためになる映像編集に関することを書いていこうとおもいます。

今日は前々回に書いたテロップ入れの第三弾目です。
文字の調整をして装飾などのデザインを決めたので、さあ実際に編集の映像の中に入れていきましょう!

さてまず、始めにテロップが出ている長さを決めましょう。
通常テロップはその文字内容を見ている人が読み切れる秒数入れるのがいいでしょう。
ただ、見ている人によっては読むのが遅い人もいるのでちょっと余裕を持っていれましょうねニコニコ

次にテロップの出し方です。画面にテロップを出現させる方法ですが、以下のような出し方があります。
「フェードイン」…テロップがない状態からだんだん表れてきます。
「板つき」…カット頭からテロップが入っている状態です。
「ワイプイン」…テロップのない状態から上下左右いずれから色々な図形の形で表れてきます。
「スライドイン」…画面の上下左右いずれから動いて画面に出てきます。
「ブラーイン」…テロップがおもいっきりピントがぼけた状態からだんだんピンとがあってくるような表れ方です。
「エフェクトイン」…編集ソフトに付属しているエフェクトを利用して出てきます。代表的なものはグローインやページめくりなど。
と色々なテロップの出し方があります。

さて、ここでひとつ注意ですパー
先ほど書いたテロップを表示している長さですが、テロップの出す効果の時間も考慮した方がいいでしょう。
何故かというとテロップが読み切れる長さ=4秒だったとすると頭に1秒でフェードインをすると
そのフェードイン1秒の尺がテロップ4秒の頭の1秒になってしまい、テロップが出てきて
表示している時間が3秒になってしまいます。
これは編集ソフトで編集している際はそうなってしまうものなのです。
ですから、あらかじめテロップが読み切れる尺+フェードインの尺を含めたテロップの長さにしておいて、
そこにフェードインの効果をかけてあげましょう。
また同様にテロップを消す時の効果(フェードアウトなど)を使う場合も同じです。


さてテロップを入れるのは簡単にできると思いますが、より良いテロップの入れ方をご紹介します。
その壱が「カット点を意識したテロップを入れる」です。
これは例えば、人物の名前のテロップが他の人のカットに切り替わっていても出ていたらおかしいですよね。
また、商品説明テロップがその商品のカットが終わる15F前で消えていたら、見ていた人が
「商品カットが終わるまでテロップ入れておいてくれたほうがよかったー」と感じると思います。
その為、ただ単純にテロップを読み切れる尺分のテロップを入れるのではなくて、
テロップを入れた際の付近のカット点を意識したテロップ長さにしましょう。
例えば、テロップが読み切れる尺分を入れた際、次のカット点まであと15フレームあったら
あと15フレーム長くしてあげて次のカット点までテロップを入れてあげたら
見ている方もすっきりすると思いますよニコニコ

次は「間を意識しましょう」です。
これは例えば商品カットになった際、カットが切り替わった直後からテロップが出てくると
見ている方は「ちょっと慌ただしい感じだなー」という印象を受けると思います。
その為、テロップを出す際はカットが切り替わってから最短で5フレームの間をおいてから
テロップを出すと見ている方も余裕を持ってテロップを視認できます。
またこれはテロップが終わる時も同様で次のカットに切り替わる5フレーム以上前で
テロップが消えていると、次のカットが認識しやすくなります。
また例えば、商品名のテロップを出す際もカットが商品カットに変わって
見ている人が商品だと認識できてからテロップを出すなどという方法もいいと思います。

そして最後は「テロップの出す効果の尺で印象をつけよう」です。
テロップを出す効果のフェードインやワイプインなどの尺によって見ている人が感じる印象が
変わってきます。大体の一般的な印象は以下のようになります。
30フレーム=普通
15フレーム=ちょっと忙しいかな
10フレーム=さくさく進むなー
5フレーム=かなり勢いがあるな
60フレーム=ゆったりとした印象がある
120フレーム=かなりじっくり見る作品のようだ

これはフェードインやワイプインの場合で、エフェクトインやスライドインなどの場合は
もっと遅い印象になります。(30フレーム=ゆったりした印象がある)

このようにテロップを出す尺によって作品のテンポ感や雰囲気を演出することも可能ですよニコニコ
ただ、テロップは基本的には補足情報の方が多いので、見ている人が分かりやすく、分かりやすい感じで
入れてあげましょうね。せっかく映像編集が良くてもテロップで手抜きをしていると、テロップは
見ている人が一番分かりやすい情報なので手抜き感伝わってしまって台無しになってしまいますガーン
たかがフェードインですが、されどフェードインですグッド!

さてテロップ入れの基本的なことはこれぐらいですので、もっと詳しいことはしばらく他のことを
書いてからまた情報をアップしたいと思います。ニコニコ



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