プログレ喫茶 Justin 第十六回「現在のフロイド系バンドの音を聴こう!」 | edithの気まぐれブログ

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好きな音楽について気まぐれに綴っていきます・・・。それ以外の話題も書き込むかもです。

 

       

桜も咲き始め春めいてきた今日この頃ですが、皆さま変わりなくお過ごしでしょうか。David Longdonロスでブログ更新を怠ってきたので、いい機会と思い、3月27日(日)に、21時から23時までプログレ喫茶 Justinで、↑のRPWLとAIRBAGを中心にした特集をさせてもらうことになりました。現在のフロイド系、と書いてますが、フロイドのカバーをしているフォロワーバンドは数多くあっても、フロイドそのものになれる存在はいないでしょう。そのなかで.スペイシー、サイケデリック、ギルモア風ギターソロ、オリジナリティがある、活動歴があるバンドとして上の2つとあと少し選んでみました。それは違うだろえー、と思ったら、ご意見下さるとうれしいです(*´▽`*)

RPWLは、個人的に好きなんですが、毎回アルバムが出るたびに、ジャケがなぁ、、、と思ってしまうバンドです。2月25日には、Blind Egoと両方かけもちしているギタリスト、Kalle Wallner(カッレ・ヴァルナ―)のデビューソロもリリースされました。Airbagは、今年4月8日にBjorn Riisのソロアルバムのリリースが予定されています。

 

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「現在のフロイド系バンドの音を聴こう!」 プレイリスト
1. Trying to Kiss the Sun / RPWL(ドイツ) / 6.16 / 2010(2002)
 元々は2ndアルバムのタイトルトラック。後にリマスターされ、2010年のコンピに収録。


2.  Home Again / RPWL (ドイツ) / 9.04  / 2002
  同じく2ndアルバムより。


3.  New Stars Are Born  /  RPWL (ドイツ)/ 12.40 / 2005
 3rdアルバム"World Through My Eyes"より。
Roses(レイ・ウィルソンVo.参加)で大ヒットしたことでも知られているアルバムです。RPWLは、フロイドフォロワーバンドとして活動を始め、確かにその影響も大きいですが、個人的にはホガース期マリリオンにも近いネオ・プログ、オルタナっぽさも感じます。

 

4.  Silenced  /  RPWL (ドイツ) /  9:55 / 2008
    4thスタジオアルバム"The rpwl experience"より、ギタリストのKalle Wallner作。

 

5.  Sleepwalker /  AIRBAG(ノルウェー)  / 7:06 / 2016
    4thスタジオアルバム,"Disconnected"より。AIRBAGは、90年代に結成されていたものの、アルバムの発表はなく、2000年代からスタジオアルバムは5枚、結成メンバーのギタリスト、ビヨルン・リースのソロが3枚出ているバンドで、北欧の冷たい雰囲気もあります。


6.  Colours(Live@2 Days Prog+1 Veruno 2016)   /  AIRBAG (ノルウェー)  /  8.45
   この曲は、2009年のデビューアルバム"Identify"に収録されている、AIRBAGの代表曲の一つ。(昨年のUnplugged In Osloにも収録)。イタリア、ヴェルーノで16年に開かれた2 Days Progで演奏されたもの。


7.  Stars Die  /  Porcupine Tree(UK)  /  5.07  /  1994(2002)
    7は、元々94年の"Moonloop"の1曲ですが、SWのリマスターで02年に再発。

 

8.  Heartattack in A Layby  /  Porcupine Tree(UK)  /  4.16  /  2002

  この曲は、2002年の"In Absentina"から。laybyというのは、イギリスで道路の脇にある車を止められる休憩所のことで、帰宅途中に体調が悪くなり死んでいく男性の歌だそうです。歌詞の暗さや音からフロイド系というと、初期のPTも外せません。今回、長い曲は選ばなかったのでこのタイプの音が苦手でなければ、聞いてみるのもよいかも。


9.  In Flight  /  Lucy In Blue(アイスランド)  /  9.46 / 2019
  アイスランドのLucy In Blueのセカンドアルバムより。70年代に戻ったかのようなサイケでスペイシーなアトモスフィア。ライブ映像もあるので、一見の価値あり。


10. "Aeropause"  / Pure Reason Revolution(UK)  /  2006
     2003年ウェストミンスター大学在籍時に結成されたバンドで、06年の"The Dark Third"は彼らのデビュー作となります。これは、1曲目のインスト。


11.  Lifetime /  Deception Store(イタリア)  /  3.09 /  2021
  メンバーがフロイドの影響を語っているイタリアのDeception Storeのデビュー作"Pindaric Flights"より。アルバムカバーはマンガラ・ヴァリスのドラマーさんによるものだそう。


12. Golden Clothes  /  Pure Reason Revolution(UK) /  7.32  /  2006
  PRRのデビュー作からもう1曲。これを聴くと、エレクトロニックな面もかなりあり、20年の新作ではもっと多面な方向性を見せているジャンルレスな注目のバンド。


13. All Rights Removed  /  AIRBAG(ノルウェー〉/  8.59  /  2011
    AIRBAGの2ndアルバムよりタイトルトラック。


14.Unchain the Earth  /  RPWL(ドイツ)/  7.07  /  2012
  5作目、"Beyond Man and Time"より。ニーチェのツァラトゥストラをベースに作られたコンセプト作で、かなり長い組曲も含まれた75分を超える力作。RPWLのスタジオアルバムは、あと14年にWanted, 19年にTales From Outer Spaceがリリースされていますが、どちらもジャケで損してますね。昨年にはデビュー20周年記念で、デビューアルバムがリマスターされ、DVDとセットで出ました。


15. Machines and Men  /  AIRBAG(ノルウェー〉/  9.54  /  2020
  AIRBAGの5作目、"A Day at the Beach"より。バンドとしてはこれが最新作。AIRBAGはベーシスト脱退後、Wobblerのベーシストがアルバム制作に手伝いにきているようで、マスタリングはヤコブ・ホルム・ルポ(White Willow、The Opium Cartel)と、ノルウェーの3つのバンドでいろいろ絡み合っている模様。


16. Everything To Everyone   /  Bjorn Riis(AIRBAG)  /  7.32  /2022
  Bjorn Riisの、プロモがあがっている4作目。曲はタイトルトラックで、詩人ダンテの『神曲』第一部時獄篇(インフェルノ)にインスパイアされたアルバム、との話。Bjorn Riisは自ら”Gilmourish"
(ギルモリッシュ)と称するギルモアのギターに影響を受けたギタリストですね。

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プレイリスト

 

 

他に選曲できなかったんですが、ノルウェーのLaughing Stock(マスタリングがヤコブ・ホルム・ルポ)、昨年、今年のアルバムからも選びたかったです。今年のZERO acts 3&4にはNad Sylvanがゲストヴォーカルの曲も。モヤモヤとした雰囲気が似ている気もしますが、短い曲が多いので、もっと長い曲があってもよかったかと。プログレ好きな人は長い曲聴く人多いですよね' (゚д゚)/。