こんばんは。本日選曲を担当させていただきました。
8月末に、プログレパーティーの管理人、justin さんがフルートの入ったテッパン曲を特集されたので、それに引き続き、季節も考えながら秋に聴きたいような?寂寥感のあるフルートのはいった曲を多めに選んでみました。結果、東欧の曲が多めに入っています^^)。
justinさんのブログはこちらです。(Part2としていましたが、タイトルを変えさせていただきました)。海外のQueUpというサイトを使っていますが、どなたでも聴くことができます。日本語でチャットもできますが、チャット参加はサインアップして、ログインすることが必要(無料)なので、ただ流れている曲を聴いていただけたらいいな、と思います。
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プログレ喫茶Justin 第50回 フルートが活躍する曲特集
開催日時:9月25日(金)21:00~23:00
~お部屋はこちらです~ ![]()
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プログレ喫茶
https://www.queup.net/join/1677753533163
フルートが活躍する曲特集
1ELECTRA(ドイツ) Einmal Ich, Einmal Du, Einmal Er 3:30 1978 サードアルバムの「3」より。エレクトラは旧東ドイ
ツのバンドです。タイトルがドイツ語なんですが、英語にいいかえると、"First I, then you, then him"になるみたいです。

↑の写真は78年ではなく、2009年のもので、フルート奏者、Bernd Austさんの写真です。
2..SOLARIS(ハンガリー) Ha felszáll a köd - If the fog ascends 3:59 1983 「Marsbéli Krónikák(火星年代記)」より。
ソラリスのアルバムで私が最初におススメされ、絶対聴いてほしい、といわれて聴いたのがこのアルバムです☆ このバンドのフルート奏者はオリジナル・メンバーで、ソロ作も制作しているKollár Attila(コラール・アッティラ)さんです。
3.YESTERDAYS(ハンガリー/ルーマニア)Rejtsetek el 3:44 2018 サードアルバム「Senki Madara (センキ・マダラ」)
から。音はリマスターされてよくなっています。フルートだけでなく、女性ヴォーカルのシンフォとしてもよい出来です。
4.ITOIZ(スペイン) Ezekielen Esnatzea I 6:01 1980 スペイン、バスク地方出身のイトイス、セカンドアルバムEzekiel(「エゼキエル」)より。バンド名はイトイスと発音するようです。このアルバムなど、ジャケから寂寥感や哀愁を感じますね。アルバムのタイトルは旧約聖書に由来し、コンセプト作となっています。バスク語が使われている、とのことなのでサッパリですが。
5.JOHN HACKETT(イングランド) Winter 3:56 2005 2005年のソロ、「Checking Out of London」より。私はジョン・ハケットはスティーヴ・ハケットとのアコースティック・ライブで知りました。そちらもよいんですが、ソロ作でのフルートもいいですね。スティーヴ・ハケットやニック・マグナスなどもゲストで参加していますが、ジョンがフルートの他、ボーカル、ギター、ベースも担当しているアルバムとのことです。アルバムの8曲目(全12曲)。
6.TRAVIS&FRIPP(イングランド) When The Rains Fall 8:08 2012 Theo TravisとRobert Frippの共作、Followのなかの一曲の演奏音源です。Theo Travisさんは、サックス奏者でもあり、本来ジャズをやっていた人だと思いますが、プログレ界で、The Tangent、Steven Wilson、Richard Sinclair、それにフリップとも親交があり、現在のSoft Machineのメンバーにもなっています。ゲストでチョコっとフルートを演奏することも多いです。↓の画像は以前もアップしたことありますが、リチャシンとデュエットをしたときのものです。今度出るThe Tangentのアルバムにも参加しています。今回はTheoさんがフルートの曲を3曲選曲させていただきました。
7.No-Man(イングランド)Truenorth 4:42 2008 No-ManはTim BownessとSteven Wilsonのユニットですが、
この曲の入っている2008年の「Schooyard Ghost」というアルバムは、ゲストが豪華で、Theoさんは3曲でフルート・サックスを吹いています。ドラムスで、パット・マステロット(Pat Mastelotto)、ギャヴィン・ハリソン(Gavin Harrison)他、ストリングス・アレンジメントでデイヴ・ステュワート(Dave Stewart)も参加しています。歌詞に関してはTim Bownessが作詞を担当してます。
8.HARMONIUM(カナダ) Histoires Sans Paroles 17:12 1975 カナダケベック出身のHarmoniumのセカンドアルバム、
『Si on avait besoin d'une cinquième saison』(通称Les cinq saisons)からいちばん長い曲で、この曲でもフルートが活躍していますね。タイトルがフランス語ですが、英語でHistories Without Wordsという意味から、言葉(歌詞)のない物語、歌詞のないインスト曲、具体的にはアルバムタイトルの想像上の5番目の季節を音楽で象徴している組曲のように聞こえます。
9.KING CRIMSON(イングランド) LADY OF THE DANCING WATER 2:48 1970 クリムゾンのサードアルバム「LIZARD」より。メル・コリンズがフルートを吹いているわりと短い曲です。このアルバムは前作のCat Foodから参加のKeith Tippetや、YESのJon Andersonが一部参加していることでも知られてますね。クリムゾンでは、1STのイアン・マクドナルドがフルートを吹く「
I Talk to the Wind」もよいです^^
10..ANGLAGARD(スウェーデン) Sista somrar 9:21 この曲は1996年のライブ作、Buried ALIVEからです。曲は94年の
Epilogに入っている曲で、スウェーデン語ですが、英語でThe Last Summerとか、The Final Summerいう意味で、終末の夏を意味するのだそうです。フルートを吹いているのは、Anna Holmgrenさんです。最近では英国のThieves’ Kitchenでフルートを吹いていたりします。
11.NATINONAL HEALTH(イングランド) Binoculars 11:46 1978年、ナショナル・ヘルスのOf Queues and Curesより。ジミー・ヘイスティングスがフルートでゲスト参加。ジミー・ヘイスティングスさんもカンタベリー界隈でよく知られたフルート奏者で、キャラヴァンのアルバム、デイヴ・シンクレアのソロなどにも参加していますね。ちなみに、バンド名は国民健康(これははデイヴ・ステュワートがかけているメガネを国が支給してくれる制度があったからだとか)、曲名はビノキュラー(複数)、双眼鏡という意味です^^)ジミー・ヘイスティングスさん、2024年に亡くなられましたが、パイ・ヘイスティングスさんとは兄弟ですね。Dave Sinclairのソロ、Streamでもフルートを吹いていますが、音源が見つけられなかったので、この曲で。
12.OBERON(イングランド) Minas Tirith 8:16 1971 70年代初め、学生バンドだったOBERONによる唯一のスタジオ・アルバムで、A MIDSUMMER'S NIGHT DREAM(「真夏の夜の夢」)というタイトルだそうです。音は、英国のフェアポート・コンヴェンション、ペンタングル等を想起させるフォーク・ロック、トラッドといった感じで、フルートも使われています。最初は夏休みの校舎で録音して99枚自主制作したという、枚数からしてかなりの激レアアイテムだったのでは。レア音源の発掘により、日本でも2021年になって2枚組(1stとライブアルバム)の形で発売されたらしいですね。

13..GOTIC(スペイン) Història D'Una Gota D'Aigua 10:20 1978 スペイン、バルセロナ地方のバンド、ゴティックのアルバム、Escenes(夢の光景)、唯一作より。フルートが美しく、他の楽器とともにうまく使われています。タイトルがスペイン語ですが、和訳がいくつかあるんですが、「アイグアのしずく」(アルカンジェロの紙ジャケではこの邦題)とか「アイグアの涙の物語」というタイトルがわかりやすいかな(国内盤も出ているので、邦題ご存知の人も多いでしょう)。アイグア、って検索すると水のことを意味するようです。
14.STEVEN WILSON(イングランド)Luminol(Live in Mexico) 2012 Get All You Deserveに収録されたライブ。ここでも、
Theo Travisさんがフルート等で出演しています。ニック・ベッグス、マルコ・ミンネマン、アダム・ホルツマン、ギターはニコ・ツォネヴというブルガリア生まれでロンドン在住のマルチミュージシャンの人でした。場合によって、ガスリー・ゴーヴァンのときもあり、SWは長期のツアーでは演奏メンバーを変えていますね。SWはそんなに演奏が上手とかいう人ではないですが、自分のアルバムやライブに選ぶ人選の才能がある人です。最終的には自分が仕切って、ミキシングも自分でやってる人だし。
15.ROUSSEAU(ドイツ) Yago 6:04 1983 ドイツのバンド、ルソーの83年のセカンドアルバム、Retreatより5曲目。アルバム全体でフルートの音色がよく目立ちます。キャメルに少し似ているかも。このアルバムは1992年にMUSEAレーベルよりリリースされ、その後またリマスターされているようです。
16.ARTSRUNI(アルメニア) Anton 5:50 2002 アルメニアのバンドで、アルツルニというそう。ヴァハン・アルツルニ(Vahan Artsruni)が率いるバンドなので、このバンド名になったんでしょうね。2000年にバンド結成で、アルバムはCruzaidという2002年のアルバムですが、ライブ・アルバム以外のスタジオ・アルバムはこれだけのようです。アルメニアには、アンズの木で作られるドゥドゥク(Duduk)という木管楽器があって、Theo Travisさんがソロ作でその楽器を演奏しているので、このバンドもドゥドゥクを使っているかも?地元ですからw このバンドのフルートの音色は少しジェスロ・タルの音色も思い起こさせます。
17.CAMEL(イングランド)Supertwister 3;19 1975 キャメルのMirageより。キャメルは前回の特集でもかかっているので迷いましたが、好きなバンドで、アンディ・ラティマーのフルートも好きなので使うことにしました。前回とは違う曲を選びました。
オマケで、70年代に1枚アルバムを出して解散していたイタリアのCeleste(チェレステ)が結成時のリーダー、Ciro Perrino(チロ・ペッリーノ)により再結成され、25年に7枚目となる「Anima Animus」を出しています。今年は50thアニバーサリーということで、デビューアルバムを女性ヴォーカルに変えてリマスターしていますね。こちらのアルバムは人間の深層心理における二面性(アニマとアニムス)がテーマだそうです。フルートだけでなく、メロトロンも使ったジャズ色もあるシンフォニックなアルバムになっています。
あと、他にもいろいろありましたが、以上、秋の夜聴きたくなるフルートの曲を選んでみました。お気に入りの曲はあるでしょうか。当然入るようなタル、フォーカス、PFM、ムーディーズなど前回多くかかった曲は対象外にしましたm(_ _)m ファンの人は選ばなくてごめんなさい、です。
YouTubeのプレイリストは以下のとおりです。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLLQ2oarTfAZA








