
7月8日の午前3時頃、叔父が息をひきとった。
享年76歳。
4,5年前に僕は叔父に相談をした。
「部下を育てるコツは?」と。
叔父は一言
「放っておけ!」と。
自分を追わせる前に、その人を追ってしまう僕にとっては、あまりに新鮮で噛み砕いて理解するまでには時間が必要だった。そして実践には及べていない。
上に立つ人の精神、その根本を突いている言葉だな、と忘れられない一言だ。
10年ほど前だろうか・・。
法要での場で叔父と久しぶりの再会をした。
以前会った叔父は元気そのもので、再会の時の叔父は脳溢血で左半身不随の身だった。
僕はその時、弱くなった叔父を見たくないという気持ちがあったと思う。
僕が先に座っていて、後から叔父が場に到着した。
ヒゲ茫々の僕をみて一言
「お前、ビンラディンみたいだなあ」。
この時僕は叱咤を受けているように思えたことを覚えている。
「もっとシッカリ生きてけよ!」と僕の生活を、僕をみて、一瞬で当てられたような気がして背中を丸めるような思いになった事を今でも忘れない。
良く言えば信念を強く持っている。
悪く言えば頑固、いや「頑固」が悪いイメージは現代的な発想かな。
動物をこよなく愛す心優しい叔父。
カッコイイだろ?と言って使いもしないサバイバルナイフを購入する少年の心を持つ叔父。
コインや貝殻やプラモデルなどを収集しては自慢する困った叔父。
こうやって書き連ねて、思い馳せるととっても可愛らしい人だったなと思う。
ありがとう。叔父ちゃん。