Kagayaki智子 事務局のかなこです。

 

 

智ちゃんが提唱してる輝道。

それは人が本来持つ輝きを取り戻し、

自分自身の本来の人生を生きていく

生き方、あり方そのもの。

 

その輝道をお伝えしているKAGAYAKI講座の、

 <応用虹コース(42時間)>を受講しました。

少し長くなりますが、KAGAYAKIを受講しての感想や変化を

綴りました。

 

一人でも多くのKAGAYAKIを必要としてる方に届きますように♪

 

《KAGAYAKI 受講しました 番外編 巻きずしとお稲荷さんの話》

 

母は巻きずしとお稲荷さんをセットで作る人だった。

弟は巻きずし派でわたしはお稲荷さん派。

あるときから母は巻きずししか作らなくなって、

何度頼んでもお稲荷さんを作ってくれなくなった。

わたしにとって巻きずしとお稲荷さんは家庭内差別の象徴で、

見かけるたびに胸がうずいていた。

 

あるとき、SNSでお稲荷さんを作った方の記事を見かけた。

そのお稲荷さんが食べてみたくて、

その方が主催する食事つきのWSに参加することになったときに、

「お稲荷さんが食べたい」と勇気を出してリクエストしてみた。

 

すると、

WS当日の朝、「お稲荷さんをパスタに変更します」と連絡が入っていた。

 

そのときの絶望と言ったら。

主催の人を責める気持ちや怒り、

やっぱりわたしの希望は聞いてもらえないという悲しさ、

どうせわたしは軽んじられるというどうせ星人ももちろん健在。

いつものようにグルグルと妄想が走り始めたけれど、

そのときのわたしはKAGAYAKI輝コース受講直後だった!

 

KAGAYAKIでは、こんなときどうするんだった?

智ちゃんはなんて言ってた?

そうだ!

そんなときに有効な問いがあった!

それを自分に問いかけてみると…。

 

「お稲荷さんが食べたい!」

「いや、違う。

 誰かがわたしのために作ってくれたお稲荷さんが食べたい!」

となった。

 

わたしがおねだりできる友人はそういない。

すぐに思い浮かんだ友人に連絡した。

 

「わたしのためにお稲荷さんを作って欲しい」

二つ返事で

「作るよ!」

と返ってきて、号泣。

こんな友人が居てくれるだけで、もう十分じゃない?

 

この流れが、

朝メニュー変更のメッセージを目にしてからWS会場に着くまでに、

スムーズに進んだ。

WSには気持ちよく参加できて、メニュー変更になったパスタも美味しくいただけた。

 

後日、本当に友人はお稲荷さんが入ったお弁当を作ってくれた。

私のためだけに作ってくれたお稲荷さん。

嬉しかったなー。

 

そしてKAGAYAKI虹コース受講中には、

母が巻きずしを巻いている姿をよく思い出すようになった。

母が手際よく、クルン!と巻きずしを巻き上げていく様子が頻繁に思い浮かぶ。

 

そのうち、大嫌いだと思い込んでいた巻きずしが食べたくなってきて、

KAGAYAKIの講座終わりに買って帰って食べてみた。

それが、とてもとても美味しかった!

一体なにが起こったのか…?

 

そして次には、

「自分で巻きずし巻いてみようかな?」と思うようになった。

巻きずしの材料やその仕込み手順が思い浮かぶようになって、

智ちゃんにもアトラクションを勧められて、実際に巻いてみた。

 

実際に巻いてみてわかったことがある。

 

巻きずしって、仕込みがとても面倒なんだね。

ご飯の量も具の量もわかんない。

巻き方なんてもっとわかんない。

 

母って、こんな面倒なことやってたんだなー。

わたしはそれを「食べたくない!」って無下にしてたんだなー。

と、ちょっと母に申し訳なく思った。

 

子どものころのわたしが食べたいものではなかったけれど、

巻きずしは母が手間暇かけて家族のために作ってくれていた

愛だとわかったのだった。

 

後日、弟に巻きずしを巻いてみたことを話してみた。

弟も母の巻きずしの具材をちゃんと覚えていて、

あれとこれが入ってたよと教えてくれたり、

身振り手振りで巻き方のレクチャーをしてくれたりした。

 

両親の愛情を奪っていくライバルだった弟と、

まさか母の巻きずしの話をする日が来るとは。

 

人生、何が起こるか分からない。