ヴィテルボの続き
ローマ通りを歩きました。
via Roma
市庁舎の鐘楼が見えます。
可愛い時計塔。
また路地裏も気になるけど、、、
プレビシート広場へ向かいます。
プレビシート広場
市庁舎
Palazzo comunale
ポデスタ宮とも呼ばれてるようですね。
Palazzo del Podestà
隣のプリオリ宮殿より、
さらに古いのですね。
長い廊下があって、
現在は絵画館となってるそう。
1264年に
Palazzo del Capitano del Popolo
として建てられ、
長年かけて修復、改修されました。
法王と貴族の紋章付き
円柱の上にはライオンくんが、
この広場にはふたつあります。
この時代の人は、
対にするのが好きだったんですね!
描かれた時計です。
数字が3種類ある。。。
31までって?
プレビシート広場を360度
順番に時計回りに見ていきます。
サンタンジェロ教会
Parrocchia Sant'Angelo
Chiesa di Sant’Angelo in Spatha
とても古い教会で
1078年から1088年頃に建てられ、
始めは
バジリカ式の三廊式でロマネスク様式
で建てられたであろうと。
真ん中は
ピウス4世の1500年代の
メディチ家の紋章。
この街のライオンマークの隣には
教会を修復した
ピッコローミニ家の紋章
があります。
教会前にはローマ時代の石棺を
リサイクル?したのか、
似させてつくられたお墓?が。
カリュドーン(イノシシ)との戦い
が掘られた石棺だ!
めちゃ狭い路地。
アーチが!
11世紀頃に
中部イタリアで流行った
アーチなんですって。
よく見ると
後ろに鐘楼も。
カヴール通り側
ローマ門、
フォンターナグランデ広場
から下ってきたら、
この広場に出ます。
こないだ書いた
ファルネーゼ家が昔の建物を壊してつくり、
きっつい税金を市民にかけた
っていう通りです。
ここも対でしょ。
サン・ロレンツォ通り側
円柱の上にライオンくんが。
もうひとつは、反対側にあったよね。
ヴィテルボ県庁舎
Prefettura di Viterbo
プリオリ宮殿
Palazzo dei Priori
13世紀の建物。
初のコンクラーベが
ヴィテルボで行われた後に
1264年に建てられた
隣の塔がある宮殿から
新しく増築され、
役所となったのね。
この宮殿の中の見学も
いつかしてみたい。
ポルティコ近くには
小さな骨董市が出てました。
レコードや
ヴィテルボのマニアなガイドブックが
売られてました。
もっとヴィテルボが近かったら
通いたいのに。。。
上の写真のアーチの
アンドローネをくぐると、、、、
プリオリ宮殿の中庭
が見れます。
ここからの見張らし
最高ね!
この谷を左側に少し行けば
温泉があります。
前にも2度ほど行ったわ。
遠くに見えるのは
トリニタ教会
驚くのは、
見どころがこの周辺だけじゃないんだ!
ってことです。
ここに素敵な噴水が。
プリオリ宮の中庭の噴水
ペペリーノという岩でできてます。
えっと、
ペペリーノって
日本の番組ブラタモリで
ローマのガイドさんが
説明されてましたよ。
Pepe 胡椒 みたいに
ツブツブの模様が入ってるのが
ペペリーノなんですよね。
1624年に、
アントニオ・ピエルッチョ Antonio Pieruccio
アゴスティーノ・プロスペーリ Agostino Prosperi
レオネット・コッラリーニ Leonetto Corrarini
らが制作した
ヴィテルボ出身のフィリッポ・カポロッツィ Filippo Caparozziの設計
だと言われてるんですよね。
19世紀に修復、改修されてるみたいだけど、
多分、
上のライオンとヤシの木部分が
新しいんじゃないかな。
ヤシの木は
リバティースタイルでよく使われるし。
昔は見かけなかったと思うので。
可愛い小鳥もお水を飲んでました。
振り返ると
プリオリ宮殿の素敵な中庭
が柱廊になってるのが見れるの。
あの上からだと
もっともっと景色が素晴らしいでしょうね。
いいなー。
この中庭には、
歴代の所有者の紋章や
いつの時代かの石棺が。
エトルリア時代のかしら?
人が横たわってるみたいに見えるよね。
頭は取れちゃってるけど。
石棺のフタ部分じゃない?
そんなのがゴロゴロ。
上に座ってる人いるし。
ベンチじゃないでしょ。
このあたりは
昔は
近くの教会の
大きな墓地があったそうです。
ここから出土されたのでしょう。
紀元前のだよね。
たぶんね。
外へ出て、、、
市庁舎。
一周見てみました。
演説台も素敵ね。
ここから市長サンとかが
顔を出して
下から見上げてる市民たちに
大事なお話なんかをしていたのでしょうね。
今日はここまで。
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