ローマにロムルスの家がまだあるなんて! | イタリア ローマの新聞屋さん

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イタリア在住22年。以前エディーコラ(新聞や雑誌を売るお店)を経営していましたので、このタイトルです。
お店は売ってしまいましたが、続けて興味のあるイタリアの芸能、旅行記、食などについて書きます。最近は主にユーチューブで旅行・生活vlogを公開しています。

パラティーノの丘

について調べるには

やっぱり、

ローマの始まり

ロムルスの家

 

を知らなきゃね。イエローハーツ

 

紀元前754年か753年の

4月21日

 

ローモロが

双子の兄弟のレモを殺した

伝説の日

 

その場所が

パラティーノの丘なんです。

 

ローモロは

アルバロンガ王の血をひき、

母親はre Numitoreの娘ウェスタのレア・シルウィア。

ラヴィニアとエネイアの息子のシルヴィオの子孫になる。

 

このパラティーノの丘で、

紀元前8世紀頃の

鉄器時代の小屋が見つかり、

ローマ建国伝説時代ですから!

 

ロムルスの家

Capanne Romulee

と呼ばれているのです。

 
 
アウグストゥス邸跡の隣です。
 
1948年に発掘調査で出土。
 
丘の凝灰岩を削って作られた
3軒の
Germalo と呼ばれる
楕円形や長方形の
小屋の跡。
 

大きな小屋は(4,9m X 3,6m) の楕円形 

七つの穴があり

真ん中に集まれるようになっており

屋根は藁でできて、

小屋の壁は粘土で覆われていたそう。

屋根には小さな穴が開いていて

室内の熱気を排出する役割があったと。

 

考古学博物館などに行けば

遺灰を入れていた

当時の家に似せた骨壷などが見れるわ。

 

 
いつの時代も
上に新しい建物を建てずに
残されたのです。拍手

一等地だけど、
昔からロムルスが住んでいた
神聖な場所だと信じられて
きたからでしょうね。ラブ

小屋には、
雨水が流れるように
排水口も見つかり、
 
近くのリヴィアの家との間に
保存状態の良い
貯水槽も発見されていて、
凄いことですね!!!星
 

現在の屋根で保存してます。

 

 

上のブルーのパネルがある見どころは、

私が理解したところでは

スペシャルな18ユーロのチケット

を買わなければ

見学できないんじゃないかな。

 

パレスの祭り Festa di Pales

と呼ばれた農業のお祭り

4月21日に行われていたそうです。

 

パラティーノ、

パレス、豪邸の語源

ですよね。ウインク

 

この丘に

豪邸が建ち並んだことから

来てるのです。

ローマの誕生日の

私の記事はこちら。

 

毎年4月21日にローマ誕生祭をしていたけど、

今年はあるのかなー。。。?


考古学的には

実際には

パラティーノの丘には
35.000年から10.000年

くらいの歴史

があるとのことです!

 

今回は

私は無料の日に行ったけれど、

有料の日に

しっかりパラティーノの博物館内

を見学すれば

もっと詳しく知ることが

できると思います。

 

あと、

このロムルスの家の近くに、

私は見てないけど、

カークスの階段

の遺跡があって、

それも面白い。
 
アヴェンティーノの丘の
洞窟に
火山の神様 ウェルカーヌスの
息子
怪物
カークス
が住んでいたという伝説があって、
このパラティーノの丘から
カークスの階段を下ると危ない!と!!
言われていたの。

ヘラクレスが家畜を放牧して
テヴェレ川近くののフォロボアリオで
居眠りをしている間に
カークスが家畜を連れ去った。
それで
カークスは怒ったヘラクレスに
倒された。
という話です。

 

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