ローマ中庭巡りの続き。。。
次に向かったのは
タベルナ宮
Palazzo Taverna
già Montegiordano
Via di Monte Giordano ,36
古くからある入り口。
15世紀の建物。
今はタベルナ宮って呼ばれていますが、
昔は、モンテジョルダーノって言われてた
みたいですねー。
モンテジョルダーノ、
モンテって山っていう意味です。
入り口がちょっと傾斜して、
高い場所に建ってるのが宮殿っぽい。
このゾーンはポンテ(橋)地区といって、
近くのテベレ川をまたぐ橋からきています。
近くにローマ帝国時代からの港があったため、
川からの漂流物をためられて
できた丘なんじゃないかと。。。。
へー。
門を入ると、、、
大きな噴水が!
1618年の
Antonio Casoni
デザイン。
ブラッチャーノの
オルシーニ家の
Paolo Giordano II Orsini 公
が依頼。
水受けが4段になっている
エレガントなデザインです。
パオラ水道 Acqua Paola
を町人のために引いてきて整備したの。
中世の1600年代の水道ですよ。
なるほどね、
ブラッチャーノ湖の
オルシーニ家のお陰で、
今でもローマにブラッチャーノから
お水が運ばれてきている
のですね!
トラステヴェレ地区に行く水は、
このパオラ水道のなんですよ。
ありがたい!
建物に入ってきたとき、
左右対称に見える場所に
この噴水は置かれてます。
オリジナルは、昔の2つの建物の真ん中に置かれ、
一番下の水受けに
2つの熊が配置され、
口からピューッと水を吹き出していたていた
と。
噴水は町人たちのためでした。
熊はオルシーニ家のシンボルの熊
ですよね。
今でも昔の噴水の部分が中庭に配置されていると。。。
これ?噴水裏の建物上に、
左右対称に置かれてます。
超可愛い。
後ろに中世の塔が見える!
お城のようになってたんでしょうね。
橋を渡って、巡礼者や教皇が
通る道だったというのもあって、
11世紀頃に、個人の
教会や修道院が建てられました。
12世紀にリアーノ出身の
アレッサンドロ三世の手に。
その後、オルシーニ家へ。
現在は、タベルナ家の 所有。 conti di Taverna
ミラノの貴族ですよね。
大きな街には、貴族たちが競って
大きなお屋敷を建てたのですねー!
このお屋敷には、
エステ家、サヴォイア家、ボナパルテ家(ナポレオンの家系)
の人たちも住んでたことがあるんですよ。
建物中は、全体的にフレスコ画が残ってるそうです。
観てみたい!!!
参考
https://it.wikipedia.org/wiki/Monte_Giordano
https://it.wikipedia.org/wiki/Palazzo_Taverna_(Roma)
フォンターナ
Fontana di palazzo Taverna
http://www.romaspqr.it/roma/fontane/Fontane%20Palazzi%20Cortili/fontana_palazzo_taverna.htm
http://www.romasotterranea.it/fontana-di-palazzo-taverna.html