管理職の方から、「部下がなかなか成長しない。どうすればいいですか?」
というご質問を頂くことが多くあります。
その際、私からの返答として、「その部下の役職の役割は明確ですか?」
と必ず確認をさせて頂いています。
そうすると多くの場合、管理者の方々はその部下の役職の役割が曖昧であることに気がつきます。
個人の能力を育成することを考えるのではなく、
組織の役職の役割を明確化し、その役割が全う出来る人材を育成する
組織としての基準が無きまま人材を育成することは、個人の見解により捉え方が変わるため、
非常に難しく、上手くいったとしても、かなりの時間がかかります。
上司は、これぐらいまで出来ないと困る、と思っていたとしても、
組織として明確に基準を示すことが出来ていなければ、
当人である部下が上司と同じことを考えることは極めて難しいです。
そしてそれぞれの見解の違いがストレスとなり、
最終的には冒頭の様な上司の質問につながります。
さらにもう一つ。
部下の役職の役割が明確であるかの前に、
自ら(管理者)の役割が明確であるかを確認する必要があります。
部下の役職の役割を決めるためには、自らの役割を明確化しなければいけません。
上司の役割が状況によって変化するようでは、部下の役割が決まるわけがありません。
トレーニングを行っていると、この点が曖昧な組織が非常に多いです。
いやいや、我々はそんなことない、と思う方、
試しに自らの役割を紙に書き出してみてください。
はっきりと定量的な役割が書けないようであれば、
上記の点に該当しています。
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梶山 啓介 Kajiyama Keisuke
株式会社エッジコネクション
副社長
企業の組織に関わる様々な課題解決を行っております。
エッジコネクションのウェブサイトにて、経営にまつわる各種ノウハウを公開しています。
組織マネジメント以外の面で経営の悩みがある方、ご参考までにどうぞ。
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