先日、ACミランに日本代表の本田選手が入団しました。
彼はミランで10番を背負うことになりました。
10番。それは、サッカーのエースナンバーです。
ACミランはサッカーの最高峰である欧州のメガクラブ。
そんなクラブで10番を背負うということは、とてつもなく凄いことですよね。サッカーに詳しくない人でも、何となくその凄さ感じることができるのではないでしょうか。
そんなとんでもないビッグニュースを届けてくれた彼ですが、何故ミランの10番を選んだのかと聞かれ、このように答えたそうです。
「10番をつけるチャンスが目の前にあって、他の番号を選びますか?」
格好いいですね。プレッシャーよりも、挑戦によって得られるものを考える。
この姿勢、非常に大事だと思います。
ミラン移籍程大きくはなくても、日々目の前に自分を高みに上げるチャンスは巡ってきます。
例えば、新しい仕事を任されたとき。
「これやったらもっと凄い仕事ができるんじゃないか?」という何かに気がついたとき。
しかし、こういうチャンスに巡りあったとしても、「ただでさえ仕事が大変なのに、もっと大変になる…」とか、
「失敗したらどうしよう…」とか、リスクに目がいってしまい諦めている方が多いのではないかと思います。
こんな時だからこそ、一歩踏み出してチャンスを掴みにいきましょう。
私自身、目の前にチャンスがあったらとりあえず掴みにいくようにしています。
例えば当社に入社してすぐの頃の話なのですが、私がいま管轄している本部の前身だった部署で、営業チームのチームリーダーにならないかという抜擢を受けました。
当時は入社したてで「やってやる!」という気持ちばかりが前に出ていたので、プレッシャーを感じることもなく喜び勇んでそのお話を受け、リーダーになりました。
しかし世の中そんなに簡単にはいかないもので、数ヶ月やってみて、最初は勢いでなんとか形になっているようでしたが、最終的には精神論でしか指導できなくなり(もはや指導ですらなかったです)、リーダーを一度降りることになりました。
それから色々あって本部長になった私ですが、この挑戦と失敗から学んだことがあります。
それは、目の前のチャンスを掴もうと挑み、人生と真剣に向き合った人とそうでない人には決定的な差ができるのだということです。
もしあの時挑戦しなかったら。
きっと、今でもあの時から大した変化もなかったでしょう。
そして、今の私と当時の私では市場価値が明らかに違います。
もし今の会社ではできない仕事をやりたいと思えば転職できるでしょうし、社内での発言力を考えると当社での事業化だってできるでしょう。
選択肢の幅の違いは明らかです。
こうした経験から、「目の前のチャンスを掴もうと努力していれば、気がついたら成長していた。この姿勢を続けることが、自分を幸せにする選択肢を増やすということなんだな」と気がつきました。
以来、目の前のチャンスに気付いている部下には挑戦させるよう煽り、気付いていない部下にはチャンスだと捉えられるような建設的な思考の仕方を教えるようにしています。
私の部下にも以前の私と同じような失敗を経験した者がいます。
今は辛いかもしれませんが、挑戦する意欲を失いさえしなければ、きっといつか自分を幸せにする糧となるでしょう。