今シーズンを終えて | edgeのブログ

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YZF-R1を4台乗り継いでいる男の生き様です。

ついにやってしまいました。

今シーズンのサーキット走行回数はゼロでした。

これで2006年から2017年まで12年連続で1シーズン最低でも1回サーキット走行を行ってきましたが、今シーズンで遂に途絶えてしまいました。

また、今シーズンの走行距離は318キロだったので、17歳で原付免許を取得してから一番乗らなかったシーズンにもなってしまいました。

サーキットを一度も走らない事で気が付いたのですが、何度走ってもしっくりこないSUGOだったら走らなくても良いという事が分かり、2014年から継続していた、SSCM(SUGO SPORTS CLUB MATE)の2C会員の更新をしませんでした。

今までSUGOを2006年から16回も走行していながら、まだこんな事を言っているのかという感じですが、SUGOのコーナー間が長くやたらスピードが出るレイアウトがダメなのか、どうしても苦手意識が有って走行中にテンションが上がらず、気持ち的に攻める事が出来ないのです。

その為、4月~8月はサーキットを全く走る気になれず、9月になりバイクの調子を保つ為に、せめてその辺の近場でも乗るかと考えた途端、今シーズン僅か2回しか乗っていなかったので負荷を掛けてないハズなのに、まさかの頚椎ヘルニア悪化で病院通いで終わりました。

自分史上最高のバイク`15 R1を手に入れておきながら、このザマとはなんとも情けない限りです。

と、ネガティブ感満載で今にもバイクを降りそうな勢いですが、バイク自体は今も変わらず好きなので、このR1を手放す事は全く考えていません。
(ちなみにあと22回 約100万円の残債有り)

もうすっかりバイクに乗る情熱が無くなってしまいましたが、まぁ深く考えず、また乗りたくなったら乗る事にします。

タイムは金で買う、わずらわしさは金で解決!と言い切っていた頃が懐かしいですよ、まったく笑

乗らない期間が長ければ長いほど、またいつか乗りたくなった時には一気に爆発するかも知れませんからね(^^;)


思い返せば仙台ハイランドでの走行は楽しかった思い出ばかりで、その中でも2014年5月(仙台ハイランド閉鎖の4ヵ月前)にのへさんと走った1周は特別な思い出です。

この1周はコースの序盤からのへさんのGSX-R600のマーベリックの爆音と、コーナーの進入ではフロントタイヤが少し見えていたので、気配なんでもんじゃなく、確実に後ろから来ている事は分かっていました。

それだけに抜かれてたまるかという思いで、こちらは敵意むき出しでいつもの5割増しでアドレナリンも全開です!笑

スプーンの進入から立ち上がりにかけて私がアウト側、のへさんがイン側で並び、フル加速しながら前方の遅いバイクを抜く際に、そのバイクとお互いのラインと抜くタイミング、ロスを最小限にした走りをイメージし、結果お互いがその様に動き、その時に今まで感じた事が無い、走行中にお互いが分かり合えた様な感覚から高揚感と爽快感を覚えました。

そして、コースも終盤に差し掛かったヘアピンの立ち上がりから最終コーナーまで、フル加速中2台真横に並びお互い顔を見合わせながら、最終コーナーへのブレーキング勝負です。

のへさんのライン側に遅いバイクが走っていて、私がイン側にいたので前に出る事が出来ましたが、まるでバリ伝のワンシーンの様で、自分自身に酔いしれました(^^;

この周回はGo Proで撮影しており、その酔いしれ具合がR1のメーターに自分の姿が映り込んでいたので、当時の心境を書き加えてみました。

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私は思い出に浸り過ぎる事は、過去ばかり振り返っている様で好きでは無いのですが、この1周だけは特別でこの思い出だけが有れば、この先もう走らなくても良いと思えるほどです。

この1周は4年前の事にも関わらず、数週間前にのへさんの方から言われ、自分だけが特別感を抱いているのでは無い事を知り、嬉しい限りでした。

ちなみに、この1周で経験した高揚感と爽快感は、今まで人生1位だった初めてパンストを両手で思いっきり破った時のそれと同等でした笑