サスセッティング | edgeのブログ

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YZF-R1を4台乗り継いでいる男の生き様です。

今まで所有したR1ですが、各年式でサスのスタンダード状態(初期設定値)は結構な差が有りました。

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・`99R1は街乗りでも前後のサスが動き過ぎるほどで、良く言えばしなやかで、悪く言えばフワフワし過ぎでした。

・`07R1は超高荷重仕様でフロント・リア共に硬過ぎで、公道走行ではほとんどサスをストロークさせる事が出来ず、跳ねてお尻と腰の痛みから、たまらず即リアのプリロードと減衰力を抜きました。

・`10R1は街乗りをする分には丁度良い感じでした。

・`15R1は`07R1と同じ超高荷重仕様の傾向だったので、リアの減衰力を下記の様に抜いてました。

【伸側】 
初期設定【最小(ソフト)23、最大(ハード)0、標準12】に対し17へ変更

【圧側低速】 
初期設定【最小(ソフト)18、最大(ハード)0に対し標準10】に対し13へ変更 

以来上記の状態で乗っていましたが、サーキット走行ではブレーキング時にフロントの沈み込みが大きいので、次回SUGOの走行前に一先ずリアの伸側を標準の12へ戻して、必要に応じフロントも変更してみようと思います。

リアサス
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フロント
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ただ私は極度のセッティング音痴で、常に雰囲気で乗っていて硬い柔い程度を感じるのが精一杯なので、過去所有したR1(`99/`07/`10)は全て雑誌の推奨値通りに一度セットして、結局そのまま乗り続けました。

もうすっかり人生は見失っていますが、このR1のサスセッティングまでは見失なわない様、せいぜい頑張ってみます(^^;


それとサスセッティングとは全く関係有りませんが、HONDAのHPを見ていたところ、Moto2に供給しているCBR600RRのエンジンについて興味深い事が乗っていたので抜粋してみました。

・各Moto2ライダーには18レースで構成されるシーズン中、3レースごとに新品またはリビルド済みのCBR600RRエンジンが抽選により供給されている。

・このエンジンは合計で約200基あり、常にライダー、リビルド、ダイナモマシンの間を回っている。

・Moto2で供給されるエンジンは市販のCBR600RRエンジンをベースに、シリンダーヘッドのポート加工と、カムシャフト、バルブスプリング、ECU、ACジェネレーター、低ギア比の1速ギアを含む、HRCレースキット・パーツが組み込まれていて、ピストン、クランクシャフト、コンロッド、ギアボックスなどは、市販パーツの状態。

・各エンジンは3レース(約1,500km)ごとにリビルドされ、ピストン、クランクシャフト、コンロッドは新品と交換される。

・それぞれに番号が割り振られたエンジンは、詳細な作業履歴が記録され、チームが独自にエンジン内部を改造できないように、4箇所で封印されている。

・各ライダーのグランプリ1回におけるギアチェンジは約9万回、シーズンを通すと合計160万回という計算になる。

・新品・リビルド品問わずに全てのエンジンは、慣らし、解析と馬力測定のために2時間ダイナモマシンにかけられている。


原文はこちらです。