[冬の贅能登のかきめし@1680] わんだらぁず@能登中島駅
こちらは弁当の帯に何も書かれていないが、能登中島駅構内の売店わんだらぁずの商品のようだ。実際に駅でも売っているらしい。
やっぱり買うなら能登でしょう。これが目的で来たと言っても過言ではない。こちらは前半(~1/15)までの提供。
小さめな弁当箱に炊き込みご飯。蒸し牡蠣3個、両側に煮たささがき牛蒡、出し巻き玉子2切れ、煮たさつま芋、青菜の漬物。
蒸し牡蠣はさすがに濃厚な味わい。身の濃厚な旨味と肝のほのかな苦みが良い。味付けも濃過ぎず牡蠣の味を引き出す味わい。
煮牛蒡はほんのり甘みが付けられており、薄切りでサクサクした良い食感。クセもなく食べ易い。片方には爽やかな酸味が付けられ良い箸休め。
出し巻き玉子は出汁も感じ玉子の甘みも良い。さつま芋の甘みも箸休め。青菜の漬物も爽やかな味わいで良い。
炊き込みご飯もほど良い味つけで牡蠣の味わいを引き出す。
良いバランスで仕上がっており、能登の景色を観ながら食べたいとつくづく思う。
[輪島朝市弁当@1300] 高野商店@金沢
同じく能登を語る駅弁があったので買ってみた。金沢の老舗駅弁屋の提供商品で、名物の金沢蟹弁当と一緒に販売していた。
こちらにも蒸し牡蠣が入っている。輪島は外海だが、反対側の能登湾はたしか牡蠣の名産地。
炊き込みご飯に小振りな蒸し牡蠣3個、煮バイ貝、烏賊、甘煮鰤、玉子焼き、蒲鉾、つみれ揚げ、煮魚卵、いかなご佃煮、枝豆。小さいが具沢山。
牡蠣は甘めな出汁で煮込んである。身の味わいに肝の苦みがアクセント、甘めで旨味を引き出す。
バイ貝はしっとりとした歯ごたえで噛むほどに味がある。肝の苦みも食が進む。というか、これは酒のつまみに良い。
輪切り烏賊らしい味わいと食感が楽しめる。鰤の旨味が良いのだが、甘めな煮汁タレが少し邪魔な印象もある。
一口サイズのつみれ揚げも粗めな身がホクホクして旨味もある。何の魚卵か分からないが、これも食のアクセント。
蒲鉾は青海苔の風味がする。玉子焼きはうっすら甘みがある。いかなご佃煮は甘だれと食感が良い。枝豆は口休め。
切海苔を振った炊き込みご飯はモチモチしている、もち米入りかも。賑やかな具沢山のまとめ役。
なるほど、輪島朝市の賑やかな露店商通りをイメージしたもの。能登の味が一折に詰まっている。
[贅沢海鮮重@2480] 若廣@福井
60回記念ということで、幾つかの店舗で6重ミルフィーユ弁当という企画を提供している。実際に回ってみると、そうと謳っていない店もありチラシを見ていくと少し分かり難い。
せっかくなので北陸繋がりで購入。福井名物焼き鯖寿司で有名な若廣の特別出店弁当。POPも贅沢海鮮重と書かれていて、ミルフィーユ弁当ということは説明を見ないと気付かないかも。弁当帯も「越前甘エビとイクラ」。
上から、甘エビとイクラ、刻みミョウガの酢飯、蟹の棒身と玉子焼き、ガリとゴマの酢飯、漬け鯖、刻み大葉の酢飯。縦に箸を入れると色々な味が重なって楽しい。
甘海老は尻尾が取ってあって食べやすい。柔らかくモチモチで甘みたっぷり。いくらは小振りながら、プチプチして甘い。
蟹棒身は適度な歯ごたえ、風味がある。箸を入れたときにこれだけ抵抗してくる。見栄え上の都合で中に入れたと思うが、短く切るなどの工夫がほしい。
玉子焼きは食管が蟹棒身に近く、甘みのアクセント。
漬け鯖は薄切りで食べやすく、〆鯖のような味わい。上のものとは違った海鮮の旨味。
酢飯は控えめでスッキリして食べ易い。刻み生姜、ミョウガなどもさりげないアクセント。
添えられたわさびは、摺りたてみたいなもので辛さ控えめ風味と味がある。上に乗ったかいわれは薬味みたいなもの。
それぞれの味がしっかりしているので、そのままで美味しい。醤油を掛けるとアクセントになる。
良くできた弁当と思うが、鮮度を考えると駅弁では難しいかも。