[うなぎ小日向] うなぎ焼きおにぎり@700
タレの染みたご飯の焼きおにぎりに、うなぎが寿司のように乗せられる。タレ、山椒が付くので、それらを掛けてフレッシュなタレの味も楽しめる。
うなぎは焼きおにぎりに乗っただけなので一体感はない。ラップで包んでくれるもののワンハンドでは食べ難く、パックの上で分けて食べることになる。
うなぎはふっくらしていて美味しい。このサイズをこの価格で提供しているのは凄い。
焼きおにぎりも外が芳ばしくご飯は味が染みていてうなぎと合う。追いタレでしっとりとアクセントが付く。
 
川越はうなぎ屋が多く、どこも行列になる。店外に(たぶん団体)客が溢れて店に近づけないケースもある。
老舗の多い中で、こちらは新しい簡素な造り。もちろん満席でテイクアウトでなければだいぶ待つだろう。
最初に覗いたときは焼きおにぎりが売り切れ、しばらく散歩してから覗いたら商品が有ったので買えた。
 
[萩原商店] 羽根つき三角焼きそば@500
市役所近くのキッチンカーで提供。イベントにも積極的に出店しているもよう。
注文を受けてから作るので、6分ほど掛かる。熱々の状態で頂ける。
ソース焼きそばに玉子をまとわせ大判焼き型にまとめる。外にはパリパリの焼きそばの羽根が付く。マヨネーズ、青のり、紅生姜をトッピングして、ハンバーガーの紙包みに入れて提供。
印象的なのは、やはり焼きそばの羽根。カリカリの焼きそばでスナックのよう。中央の焼きそばは中太麺で、全体にふっくらしている。羽根とのコントラスト。
面白い工夫だと思うが、ワンハンドでは食べにくい印象。もう少し食べ易いと良いのだが。量は少なめでスナック感覚。
 
[小江戸茶碗蒸本舗] 縁結び茶碗蒸@500
縁結び横丁という集合施設にある店。
冷やし茶碗蒸があるとの情報で楽しみにしてきたが、訪問時は提供されていなかった。
通常は大きなサイズの茶碗蒸しが提供されているようだが、ソフトカップ位の小さなものが有った。この方がお手軽に楽しめる。
ハートマークの蒲鉾など色使いに気を使っているが、茶碗蒸しだった。
 
[川越プリン] 芋プリン@520
持ち帰りもできるが、店内にもイートインスペースがある。
滑らかながら少々のザラつきを感じる。この口当たりがよりスッキリした甘みを引き立てる。
カップの底に、薄めな絡めるとキューブ状のサツマイモが入る。これが良いアクセントとなり、芋らしさと調和する。
 
[極生ぷりんにこ田] おいモンブラン@500
石川県いけ田の関東初進出店。川越井上養鶏場の卵を使い地産にこだわる。
極生プリンに、希少な川越パープルスイートロードの紫色クリームを乗せている。
なめらかでトロンとしたプリン。ザラっとしてスッキリした甘みのクリームの組み合わせ。

漆黒開運焼きそば@1800
 
蔵のまち通りにあり、郷土ぐるめと冠している。
2階に上がっていくとカフェのような店内。テーブル7卓ほどの店内。
店名よろしく開運を祈念して開発されたのが、漆黒開運焼きそば。明治26年川越大火で焼け残った蔵は漆黒壁によるものだそう。それにちなんで漆黒の焼きそばを開発したとのこと。竹炭で黒くしているので食べても口は黒くならない。
元祖開運焼きそば@1200は、川越太麺焼きそばで、けんちん汁、茶碗蒸しの付いた御膳形式。
 
屋根瓦に乗せて供される。
漆黒の細麺焼きそば。キャベツ、もやし、豚肉入りのソース味。うなぎ細5切れ、さつまいも2個が乗る。
縁起を担いで金粉が振られるがエアコンの関係で少し散る。個人的に金粉に価値を見出していないので少々にしてもらう。
うなぎのタレ、鰹節、紅生姜が付く。
 
食べてみて普通にソース焼きそばの味。
漆黒の竹炭は味がないが、見た目にインパクトがある。金粉も味への影響はない。金粉よりは青のりの方が好み。
うなぎと焼きそばの組み合わせは違和感もあるが、食べてみると悪くない。一体感は出ないが味に変化が付くし豪華な感じもする。
さつまいもの甘みも味わいに変化を付ける。
鰹節を加えると風味が少し増す。
うなぎのタレを加えると表情が一変。独特のコクと甘さを焼きそばと合わせるのも面白い。もちろん、うなぎの上に掛けた方がより効果的。
紅生姜とうなぎは合わないような印象。
 
面白い焼きそばで名物と呼ぶだけのものはある。川越の名物を組み合わせた、おりじなるな郷土ぐるめ。
せっかくだから、川越太麺の方が良かったが、細麺でないと漆黒にムラができるためだろうか。
うなぎとの組み合わせは合うとは言わないが、なるほどなと思う。豪華ではある。
焼きそばとして考えると価格は高いが、うなぎが乗るから。縁起物として考えるべきか。

ぶっかけうどん(いも)@1700
 
観光名所「時の鐘」目の前にある、うどん専門店。鐘つきうどんを冠し、昼のみで麺切れ終了の人気店。
明治時代から続く鮮魚店近長をルーツに、乾物/魚屋/八百屋を経営。この地では精肉店を経営していたが、1998年頃に先代が一から学びうどん店を開業したとのこと。観光地らしい賢い選択。
メニューには、カツうどんなどもあり、精肉店の面影を残す。添加物一切不使用、化学調味料不使用とある。
座敷4卓、カウンター5席(座敷)、テーブル1卓。カウンターの向こうに厨房がある。
 
うどんは手打ちといも(+100)が選べる。名物いもは、麺にさつま芋パウダーを1:9に練り込んだもの。
夏季限定10食のぶっかけうどんを、いもで注文。注文を受けてから調理するので25分ほど待つ。
 
平椀に薄っすら色のある田舎風な極太うどん。
蒸し鶏、カニカマ、油揚げ、山菜、たっぷり水菜が乗り、温泉卵が落とされる。つゆは徳利で提供、薬味にたぬき、葱、わさび。
蜜さつまいも、香の物が付く。
つゆをぶっかけて頂く。
 
極太うどんは、口当たり柔らかで、もっちりとして力強い弾力。わしわしと噛み応えがあり、ゴワゴワ感はなく親しみ易い。
とにかく力強く、噛むごとに甘みが感じられる。さつまいも感はあまり分からなかったが、言われてみれば香りと甘みが少し違うかも。
つゆは少し甘みがあり出汁を感じるスッキリしたもの。
カニカマがたっぷりで存在感がある。繊維をほぐした蒸し鶏も食感を同じくして馴染む。油揚げも旨味を補う。山菜はやや存在感が薄い。たっぷり水菜でサッパリと。
温玉は黄身が流れださずに、そのまま具材となる。この組み合わせの中に黄身の甘さが良いアクセント。
わさびも合う。たぬきの食感も効いている。
椀に残った具材と汁もまた旨い。
 
いかにも武蔵野うどんらしい力強さ。もりで食べるのも良いが、ぶっかけは食感が賑やかで楽しい。ぶっかけだと食感の対比も楽しめる。
なるほど人気店なわけだ。