中華そば@970
 
岐阜県多治見市に本店を持ち、岐阜県内では可児市に1店舗、なぜか長野県内には8店舗ある。岐阜県内には、暖簾分けしたあきん亭が3店舗を展開しているとのこと。
昭和38年創業で、昭和の終わり頃に長野県内にのれん分けで広まっていったそうだ。本店はなかなかの老舗。
諏訪店は2010年開店らしい。場所は上諏訪駅と下諏訪駅の中間位の湖畔道路沿いで、徒歩には少し遠い。
ここの特徴は、叉焼の煮汁を醤油タレに、お湯で割ったスープ。竹岡式とのことで、各店舗で味が違うらしい。
 
色の濃い醤油スープに油がキラキラ光っている。
細縮れ麺が合わされ、淵の色の濃い肉厚固叉焼が3個、太メンマ、兎蒲鉾3枚、小口切葱。
 
芳醇な醤油の風味のスープは強い惹きがある。旨味が単調にならず飽きさせない。甘みもそこそこある。
細縮れ麺は、プリプリでシコシコな食感。スープを良く拾う。
叉焼は柔らかくて肉肉しい。もちろんスープとの相性も良く馴染む。
太メンマはコリコリして主張が強い。
蒲鉾がモチモチしている。
葱のジャリジャリ感が濃いめのスープに良く合う。
 
竹岡式かと侮るなかれ、味わい深い一杯。
叉焼が抜群に旨く、叉焼麺がお勧め。その煮汁をタレにしているのだから、旨いわけだ。

チャボかつ丼@1000
 
下諏訪駅前に店を構える1971年創業の老舗食堂。
チャボとは鶏の中でも小さいサイズの鳥を指し、小さい食堂という意味を込めて店名とした。テーブル席3席の小さな店。
名物のチャボカツは、ソースチキンカツ。
 
テーブル2卓、カウンター2席とたしかに小さな店だが、次々と来店が絶えない人気店。家族経営でアットホームな雰囲気。
 
ご飯にキャベツが敷かれ、チキンカツが乗り、ソースが掛けられる。
味噌汁、たっぷりのお新香付き。
 
チキンカツは柔らかくてジューシー。中ふわっ外カリっとしていて食感も良い。縦にも切れ目を入れて食べ易くしている。
鶏の旨味が存分に感じられる。
ソースは甘め、スパイス感は抑えめかな。ソースカツ丼らしい味わい。
甘めな口の中をキャベツがさっぱりさせてくれる。
ご飯はけっこう量があった。チャボではない。
お新香が旨くて量があったのに全部食べてしまった。ご飯の量に合わせたのかな。
 
普通にソースチキンカツ丼ってアリだなと思った。むしろ、ソースカツ丼なら豚より好きかも。

安曇野葉わさびそば@580
 
日本一狭い駅そばとしてお馴染みの店。改札内からの入口は2人も入れば満員、駅改札外待合室側とも繋がっていてそちらは開放的でカウンター4席。
駅のバリアフリー化によりエレベータ設置で、改札内の入口が縮小してこの形になった。少し屈んで横向きに入る。
JR管轄で経営していたが、この形になったときに榑木川が引き継いだらしい。
 
信州鹿肉そばも惹かれるが、量が少ないとの情報。そこで安曇野葉わさびそばの食券を購入。
澄んだ奇麗なつゆに、平打ち中細のそば、葉わさびが乗り、薄切葱。
 
最初の一口めから、葉わさびの風味が感じられる。ほどよくつゆに風味が移っていて食欲をそそる。
葉わさびのシャキシャキ感も良く、ほんのりした辛味がアクセント。
そばは冷凍もので、柔らかいがコシも感じられる。何と言っても風味が良い。
つゆはクリアですっきりしながら出汁の旨味が感じられる。
薄切葱は麺と一緒に持ち上がる。
 
なるほど、まさしく榑木川@松本のさすがの味わい。
最初はどこに店があるのか気づかなかったが、エレベータ横にそばの文字を見つけた。本当に入口が狭い。
食券機の前に立つと後から入る人が食券を買えない。食券機前を空けると入口をふさいでしまう。2人分のスペースがあるが、実質1組分。
千円札がなかなか食券機に入らず困っていたら、「新札は使えないよ」と厨房のおばちゃんから怒られてしまった。確かに食券機にそう書いてあった。
 
貼り紙を見ていたら、松本の郷土料理と思っていた山賊揚げは塩尻がルーツだそうだ。居酒屋山賊で始めた料理で、鶏揚げるが語源というのは後付けだそうだ。