皿うどん@700
 
1942年創業で後世に残したい店(佐賀)にも登録されている老舗町中華。店名は、親戚が甲子園という店をやっていたことから名付けたとのこと。
優木まおみの実家で、店前の看板にもなっている。店内にも写真やグッズが多数。
優木まおみが好きだったというメニューをセットにした、まおみ定食(鶏の甘酢掛け、揚げ餃子)もある。発売当初は大変な反響だったそうだ。
息子さんがリラクゼーションサロンをやっていて、同じ入り口で2階がスタジオになっている。ちょっと変な雰囲気の入り口。
 
一番人気という皿うどんを注文。
厨房奥から鼻うた唄いながら調理しているのが聞こえてくる。
 
太麺のちゃんぽん麺と具材を炒めて提供。汁気はほとんどなく、焼きうどんに近い印象。
キャベツ、もやし、青菜、豚肉、蒲鉾。これらを同じ大きさの千切にして麺と炒めてある。
 
炒めるときにスープも加えているのだろう。しっかりとスープを吸った麺は味が染みている。
麺はふわっとした柔らかさで、これもこの味に合っている。
ウスターソースも使っているようで、少し濃い色も付いている。ソースのスパイシーさと酸味も加わっている。
具材と一緒に炒めてあるので一体化している。シャキシャキした野菜の食感が良い。
事前情報では薄味と聞いていたのだが、そんなことはなくしっかりとした強い味付けだった。
 
春駒食堂の皿うどんとはまた違った印象。こちらは焼きうどんに近い印象。
もはや佐賀名物とも思える皿うどんだが、いろいろ違うものだ。