納豆キムチ@920
 
盛岡のソウルフードとの呼び声もある。納豆味噌ラーメンで一躍有名になった。
市内にも駅前を始めとして数店舗あり、ベトナムにも進出するようだ。
一番人気は納豆キムチ。納豆焼肉が二番人気と書かれており、それも気になる。
 
赤っぽい味噌スープに中太麺が合わされる。
豚肉、キムチ、ひきわり納豆を炒め、もやしが加えられ盛り付けられる。生卵を落として、コーン、たっぷり葱がトッピング。
 
思ったよりと言おうか、期待とおりと言おうか、かなり納豆の風味と味が攻めている。
ラーメンにアンマッチな納豆を豚キムチが繋いでいる。なるほど、この組み合わせには理由がある。
キムチの主張は控えめで辛さもほどほど。納豆のつなぎ役に徹している印象。辛味を出したメニューもある。
味噌は豆豆しい田舎味噌。全体の味わいをまとめている。
 
中太麺はモチモチして良い食感。
納豆はひきわりということもあり、具材としての存在感はない。ただひたすらスープに納豆の味わいを伝えている。
もやしがシャキシャキしていて食感のアクセントになっている。
 
なるほど面白いラーメンだなと思う。
たしか、岩手は納豆の消費量も高かったと思うので、そんな組み合わせの妙がある。
クセになる味わいで、名物なのも納得。