題名の無い演奏会 | ひきこもりパンクスの冒険アメブロ支部

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ロックバンド ザ・サンセット ラプソディーの歌、絶叫、ギター、ハウリング 担当 リョウのブログ

昨日はアンくん主催の演奏会に参加するため、わたくしはベースを担ぎスタジオへ向かった。

スタジオに到着すると既にアンくんとレジェンド・オブ・アカシアが到着していた。

ふと、座席をみると、何やら大きなビニール袋があったので、「これ何?」と訊くとアンくんが「あ、マルチエフェクターです。」とお答えなすった。

マルチをそのようなビニール袋で運ぶ輩を初めてみたので、わたくしは爆笑しながら「早くボードを買え。」と言っておきました。

そして、演奏会。

いそいそと、色々なものを広げているアンくんのアイテムの中で良くわからないものがあって、わたくしの知らないメンテナンス・グッズか何かかなと思って、「これ何?」と訊くとアンくんが「あ、おにぎりです。」と。

アカシア氏は今でもドラム・レッスンは続けていると言っていたので腕は衰えておらず安定した感じなので自分もまあまあ上手く合わせられたと思います。

バンドでベースを弾いたのは初めてでしたが、思ったよりなんてことないですね。

これはこれで面白いな、と思いました。

アンくんはというと、緻密に組み上げて来たプリセットを踏み損ねたり、チャンネルが変ってしまったり、ギターソロらしきものを弾いてみたり、奇声を上げてみたり、当日に突然一部ヴォーカルパートを自分に無茶振りしたりとまさにやりたい放題でした。

でも、以前より確実に進歩してるし、そう遠くないうちにちゃんとして来るのではないでしょうか。

そんなこんなで二時間で一曲をやり続け、なかなかまとまって来たと思います。

で、まぁ、演奏会が終われば当然飲むことになるわけです。

そんなわけで久々にアカシア氏が加わったことで馬鹿話はヒートアップし続け、アンくんの飲酒量も009のように加速し続けた結果、まぁ、アレですよ。

もはや、何を言ってもおかしくて仕方ないという、曲のワンフレーズを歌ったり、また最後にせめて踊ろうぜ、と言えば爆笑というカオスな展開に陥ったのである。

そんな時に危険なのが、終電の時刻を逃すということであるね。

アンくんはかつて見たことが無いほどにベロンベロンになっていたし、アカシア氏はといえば、いざとなれば迎えの者を呼び寄せるほどの身分なので、つまりは自分が気を付けなければ、いつぞやのように船橋から機材を背負って2時間歩いて帰るか、普段なら百数十円で済むところを五千円近く払ってタクシーに乗るしかないのである。

そういったわけでこの危険過ぎる流れの中、警戒していたわたくしは先ほどアカシア氏が今、10時くらいだね、と言っていたのを基準に大体、後一時間くらいかなどと思っていて少し経った頃、アンくんのスマホが何気なく目に入った。

そこに表示されていた時刻は11時28分であった。

何故だ。

さっき10時くらいだったはずなのにおかしいじゃないか。

それでちょっとマジかよ、と二人に確認したところ、アカシア時計が一時間遅れていたという信じられない事態が判明した。

しかし、もう帰らなければヤバいと焦る自分に二人の反応は冷ややかだった。

「まだ大丈夫ですよ。」「まぁ、終電逃してもせめて踊ろうぜってことで、へへへへへへへへ。」などと、のたまう、帰るアシが確保されてる人間と泥酔して自分の置かれている状況が分らなくなっている馬鹿。

一瞬、まぁ死ねばいいかな、などと考え、もう今日はとことん飲もうかなどと血迷ったものの、やはり、思い直し「うるせぇ、俺は一人でもぜってー帰るからな、ばーかばーか。」と無理矢理立ちあがったところ、渋々二人も帰るつもりになったようだった。

それでもアンくんの泥酔ぶりたるや凄まじいもので革ジャンを上下逆向きに着てハンガ―で吊るされているかのような様子になってみたり、靴箱を開ける札が上手く挿せず、わたくしにやらせたりし、靴すら上手く履けず、表に出ても足がフラつくというありさまであった。

そんなこんなで駅のホームに居る時もスローアタッカーがどうだとかクロス・スローアタッカーがどうだとか、手に持っているマルチエフェクターを電車にポン!!などと意味のわからないことを口走り続けており、完全に普段の人格が彼の心の底にある何かに浸食されかかっているようであった。

まぁ、一緒になってふざけていたのだけれども。

そして、別れ際に「アレですね、これなら終電逃さずに済みそうで良かったですね。」などと、ぬかしやがったので「今日、てめぇが無事に帰れるのは俺のおかげだからな!!」と言うと爆笑していて、まだよくわかってないようでした。

そんな日々のために俺は闘う。

そんなアルバム「サッドソングス」のダイジェストを聴いて頂きたい。




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