そして、スタジオでアカシア少年が目の当たりにしたのものは驚くべきものであった。
そして、スタジオでアカシア少年が目の当たりにしたのものは驚くべきものであった!!
はい。二回書いてみました。
通常、ドラムスを演奏する際、手首を使い、スナップを効かせるというのは、ほとんどドラムスを演奏したことのないわたくしでも知っていることで、多少頭脳を使用すれば素人でもわかりそうなものなんであるが、その「凄い上手いバンド」のドラム奏者の方は完全に手首をロックし、スティックをガチガチに握りしめながら力一杯、狂人のように叩く、という極めてワイルドなスタイルで演奏なさるせいで、どの曲を演奏してもイントロはいいのだけれども、曲の中盤にさしかかるとスタミナが切れ、テンポが下がる、というありさまで「駄目だ、こりゃ。」という感じだったそうなのね。
メメタァ!!
そして、失望したアカシア少年がこんにゃくゼリーのぶどう味のような死んだ目をして乾いた声で「うまいねー。」(←棒読み)などと適当に調子を合わせていると、件の全身、力み過ぎドラマー、こと、オスカー・ワイルド(仮名)が大変気分を良くしたらしく、「スティックはねぇ、こう握るんだよ。」などと、例の阿呆のような握りを初め、色々講釈をたれ始めたそうな。
それに対しても「へー、そうなんだ、すごいねー。」(←棒読み)などと適当に返していると、いまや、絶好調のオスカー・ワイルド(仮名)が、もはや哀れとしか言いようのないタム回しまで披露し始め、「やってみ!!」と爽やかな笑顔でアカシア少年にスティックを差し出したそうな。
さて、突然ですが、ここで問題です。
その際、アカシア少年が取ったのは次のどの行動でしょうか?
A、 自分の方が明らかに上手いので、相手を傷つけないように「いえいえ、恥ずかしいので遠慮しておきます。」と華麗に辞退した。
B、 自分の方が明らかに上手いので、相手を傷つけないように無言で華麗にチョーク・スリーパーで絞め落とした。
C、 「馬鹿!うな重は今、何の関係もねぇだろ!!この馬鹿!!」などと狂ったフリをした。
D、 白目を剥き、奇声をあげ、仕込んでおいた血のりを口の端から噴出しつつ、力の限りドラムを叩き、X JAPAN の「紅」を演奏し、挙句の果てにはドラム・セットを盛大に破壊したのち、某パンク・バンドのように豚の臓物をオーディエンスに向かって投げつける、そして、ドン引きしたスタジオで左右の足を交互に高く真横に振り上げ、陽気に踊りながらみんなにケーキを配って回った。
E、 お言葉に甘えた。
どれか、わかるかな!!
続きと正解はアカシア少年の奇妙な冒険 第三話で。
チャオ。