ポプラの木の枝に腰掛けて君は
「悲しみは嫌い。」と言う
夕暮れの空は赤く燃えていて
冷たい風の中で
それを聞いた僕は胸のはがれるような思いがするよ
だってその声は隠した涙にかすれてるから
君の見た世界は残酷な一部に過ぎないから
もう そんな醜い嘘を信じなくたっていい
優しい気持ちはとても脆いからすぐに壊れて
灰色の空に遠くさらわれて
何処かで泣くんだろう
白い羽の天使はきっと俺には笑わないさ
だけど一体それに何の意味があるんだろう
君の抱えてる痛みや憂鬱なんて
皆殺しにするから花のように笑ってくれ
もしも世界を子供のように信じるのならば
きっとそれは腐った感情に傷つけられる
ならば目に映る何もかもを深く憎めばいい
だけど知ってるさ そんな事はたぶん間違ってると
揺れるコスモスが奏でる優しい歌が
踊る風に運ばれ君の胸に響けばいい
ほら見上げてみなよ羊雲に連れられて
訪れた静かな夜が煌く星を降らすよ
叶わない願いをこめて