Mark Knopflerやバンドメンバーたちもマリオネットになり、女性の日常をとらえたカットも凝っていて、「サンダーバード」のメカやキャラクターたちが登場するユニークなミュージックビデオ。

多くのアーティストたちのミュージックビデオを手がけて、映画監督としても知られているSteve Barronが監督をしている。

 

 

Steve Barron - Wikipedia

Steve Barron監督のミュージックビデオのなかでの代表作は、a-haの「Take On Me」とDire Straitsの「Money For Nothing」とMichael Jacksonの「Billie Jean」だろうか……。

 

 

a-ha - Take On Me -

今観ても新鮮味のあるタッチのロトスコープによる線画のアニメーションは、Candace ReckingerとMichael Pattersonが担当している。

Candace Reckinger&Michael Patterson監督作品集

テイク・オン・ミー - Wikipedia

 

 

 

Dire Straits - Money For Nothing -

MTVで見かけるミュージシャンたちを痛烈に批判した歌のビデオが、そのMTVで流れていて当時はインパクトがあった。皮肉なことにこの曲はヒットして、ビデオはMTVビデオ・ミュージック・アワードの最優秀ビデオ賞を獲得している。

休暇で近くを訪れたStingが、レコーディングに参加したというエピソードも。

マネー・フォー・ナッシング - Wikipedia

 

 

 

Michael Jackson - Billie Jean -

Steve Barron監督らしくファンタジックでも哀愁漂うようなMichael Jacksonのミュージックビデオ。

ビリー・ジーン - Wikipedia

 

 

こちらは「Billie Jean」のメイキング。

 

 

 

映画監督第一作で、Steve Barronの映画作品のなかでは一番強く印象に残っている「エレクトリック・ドリーム」。

主人公と同じアパートに住む女の子(ヴァージニア・マドセン)とコンピューターが共に演奏するこのシーンも、MV出身らしい映像感覚が窺える……。

 

 

 

 

Steve Barron監督作品のなかで忘れてならないのが、ジム・ヘンソンが製作してジョン・ハートが出演したテレビドラマ「ストーリーテラー」だ。「ハリネズミのハンス」と「恐怖を知らなかった少年」と「運命の指輪」を監督している。

この「ストーリーテラー」は昔、NHKで放送したことがあった(私は、その前に発売されたビデオソフト(テープ)で初めて観た)。

ストーリーテラー - Wikipedi

ジム・ヘンソン - Wikipedia

 

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この「ハリネズミのハンス」はドイツの民話で、現在は広く知られていてディズニー作品でも有名な「美女と野獣」によく似ていて、口承によってドイツで別の進化を遂げていたようで、とても興味深い……。

口承文学 - Wikipedia

 

 

 

他に掲載していたミュージックビデオは、こちらに。

ミュージックビデオまとめ