ほんとのインフレ | 58才の希望と野望

58才の希望と野望

地方出身東京在住 
賃貸暮らし(50歳彼が家を準備!)
独身彼なし(49歳でできた!)
夢:本をだすこと
家族が 彼がほしい(彼はできた、51歳で入籍しました)
仕事がほしい(49歳で正社員になった!53歳首)
英語が話せるようになりたい!
人生あきらめません!

私はまったく経済はわからない。

予防線をはっておいて、えらそうに語ってみる。

 

学校で、インフレについてのぼんやりとしたイメージを教わった。

日本国民が全員製造業の会社にいると仮定して、

物の値段があがり、それを作っている工場勤務社員、従業員の給料があがる、
彼らが世間でお金をつかい、他の物の値段があがる、旅行に行き宿がうるおう、お金が他に波及する。

いいインフレである。

 

が今、物の値段が上がっているが、給与はあがらんなぁ、ではないか。

 

トランプさんが、おらっちの国と商売したいなら、アメリカ国内に工場をつくれ、といった。

経済に疎い私はようやくわかった。

 

今の日本の製造業は、ほぼ海外で商品をつくっている。

給与があがるのは日本の工場が置かれた国の人の給与である。

もうかったお金は、例えばユニクロなど企業にはいる。

海外に工場がもてる一部大手勤務社員は給与があがるだろうが、

日本の全国民があがるわけではない。

 

ちなみに私の夫は、その一部大手社員にあたるのだが(製造業)、

給与はあがったといっても、こんなものである。

仕事の忙しさに対してあまりにも悲しい。

現地でペットシッターしている人の給与と同じである。

 

話しをもどす。

トランプがいいたいことは、

”働けアメリカ人!”ではないか。

工場を国内につくってやるから、ブルカラーはいやと言わず、

工場ではたらけ!である。

アメリカンドリームなんてほざくな、額にあせして働け、職場はアメリカに俺がつくってやる。

作った商品、メイドインアメリカは、高値で俺の商才で海外に売りつけてやる。

 

そんな感じか。

働きたくないなら、移民をうけいれろ、ではないか。

 

日本も同じ。

あくまでイメージ製造業だが、

工場を国内に誘致しても、日本人はそこでは働かいない。

なので海外の方にきていただき働いてもらっているのが現状。

工場が多い地帯は、外国人が実際多い。

そういう方が増えるとなんとなく、いいものではない。

私も以前、海外労働者の多い地区の駅でエレベーターにのったら、

箱の中で、日本人は私だけだった。

 

移民をいれなければ工場は動かない、

働き手が確保しやすい、労働人口が多くブルーカラーもいやと言わず働いてくれる国に、

当然工場は移動する、円安なのもあるし。

 

日本に、国内に工場を戻したとしても、工場なんかで働きたくない、ブルカラーはいや、

リスキリングで

(AI:新しい環境に適応するために必要なスキルを習得すること)

もっとおしゃれな会社で(楽そう、楽しそうな)働きたい!

というのが私の周りのほぼである。

 

リスキリングで町工場を目指したバブル世代はいない。

(若い世代は違うと思うが、町工業をバカにしているのではなく、バブル世代がゆがんでいるだけ)

 

去年の選挙で、某2世政治家が、社員をクビにしやすくし、変わりにリスキリングの機会を増やし、

職場の流動性を高めましょう。

というようなことをテレビで言った時、他の方が、

そういう人がめざす先、会社は人が足りてるんです、

介護等きつい厳しい人が足りない職場、には向かいません。

とばっさり。

 

円安で売るにあたって優位であっても、つくっているのが自国ではないので、

中間から以下にはお金がなかなかおりていかない。

が現状の日本かと。

食料含め輸入だよりの日本は、円安で物価だけがあがる。

 

ただ、旅行業では、アジアでうるおった方々が日本に旅行にくる、お金をおとしてくれる。

日本の工場で働く→現地の人の給与があがる→生活に余裕→日本に旅行→爆買い

中国の方の財布は今しまっているようだけど、少し前の中国爆買いの流れがこんなとこか。

 

迂回してはいるが、たしかにお金は一部には流れてはいる。

が、それはそれで、旅行業界、地方の地元のレストランなどは人手不足。

困っていたら、地域全体が、他国資本に買われていき、他国資本の店が増え(ニセコなど)

もうかってはいるが、地元にふってくるのは一部ではないか。

 

いいインフレのためには、

結局、人口増、ブルカラー、地方住まいをよしとする人がいなくてはいけない。

 

話しはそれるが、黒澤監督の有名な映画”生きる”で、

主人公である、余命数か月とつげられた公務員のおじさんが、ある意味動揺し、

街をうろつくなかで、

とよという、バイタリティあふれる玩具工場につとめる若い女性にあう。

いまだにぼんやりのこる、印象的なシーンである。

 

とよは、バイタリティーあふれる女性である。食べっぷりも旺盛である。

その彼女が、うさぎだかの玩具を手に、私は毎日毎日これをつくっているというシーンだった。

細かくは覚えてないが、海外で作った玩具がいくらで売られるとまでおじさんに説明をしていた気がする。

とよとの対話で、おじさん公務員は人生最後の仕事を見つけるというキーのシーンである。

 

こんなバイタリティあふれる若い人の人生が、小さな玩具に消耗されているのかと、

はじけるばかりに若い彼女が手にする玩具に、彼女の人生が消耗されているのかと、

なんとなく自分にかさなり、それでよく覚えている。

 

昔の日本はこんな感じだったんだろう。

とよも玩具をつくることがよしとは思ってはないのかもしれないが。

 

私はバブル世代である。

私の世代は、丸の内勤務にスキー、ディスコ、男は三高時代。

親世代が、子供は大卒にできれば大手企業のサラリーマンにと望み、

至った時代である。

 

また物を作る時代に、もどれるのか。

 

最近、東大生が東大まわりで会社を立ち上げている、”本郷バレー”と呼ばれている、

という話題がテレビにながれていた。

若い社員全員で、”質実剛健!”と唱和していたのが、時代の変化を感じた。

でも彼らが作るのはリアルな物ではなく、多分、ディープシークのようなものであろう。

 

”生きる”で、とよという、バイタリティあふれる女性が、余命数か月のおじさんに、

”おじさんも何かつくってみたら”という。

 

ほんとのインフレ、給与があがり物の値段があがりの循環は、

一人一人が、”何かをつくる”こと、一人一人稼ぐこと。

もう工場という全体でなく、

個人個人で、自力でAIでも、何か手作りでも、何か作りあげ、

自分で自分の給与をあげる、トランプをまつのでなく、個人でなんとかし、国の経済を点でおしあげる時代なのでは。

 

トランプさんのような人に工場を近くに作ってもらい、

働けと、働かされる時代でなく、

私の夢に必死になり、私の夢で、私の給与をあげる、

点で、一人一人の努力で全体のインフレを起こす時代なんではと、

最近やたらとあちこちでみる、大谷選手の広告に思う私である。