一番は、感情が厄介、である。
お年寄りのところにある日、男がやって来る。
「おばあちゃん、これ飲むと、膝が痛いの治るよ~」
相手を思っているようだが、やさしさに、売り上げという、「目的」がある。
お年寄りは、年の功で 、なんとなく嘘は感じているが、購入してしまう。
私にスポットライトをあててくれて、私を思ってくれる、寂しさが嘘を押し込める。
冷静な私は、ダメと叫んでも、感情は強い。
今回の彼が目的だけなんだと言ってくれたなら、どうだっただろうと考える。
最後まで感情で目的を隠し続ける彼に、ついにクールな私が、私の感情に平手打ちして、彼に噛みついた。
別れて悩みは軽くなったけど、相変わらず、目的を感情で包んだ、嘘で、詐欺師の押し売りをどこかで待ってる自分って、なんか寂しい。
波打つ感情を底に、詐欺師に笑える女になりたい。
ほどほどに愛せる恋が、早くできる女になりたいです。