草津の夜は普段東京で生活している我々にとってものすごーく長い。
結局8時台に店を出たわけで、普段であれば未だ仕事をしているかもしれない時間帯であるのだが、此処ではもう夜である。
本来はさっさと寝てしまうのが本筋なのだが、この草津はこういう性格のイベントなのでまあまあ夜更かしして
飲み会なぞをブチかましてしまうという暴挙が存在し得るのだ。
まあ、そういう訳で、始まりの乾杯こそすれ、別段〆のお言葉があるわけでもなくダラダラと寝落ちした人たちが
脱落していくノックダウン方式をとりつつ、ゴンゴン酒瓶があいていく。Mastereddyのブログ
んー、どう考えても明日がHCとは考えられないが、まあ明日スタートラインに至ってしまえば、別段スタートをしてしまうというのが
この手段の手強い所、皆さん強いのねん(==)

こういうときの話は、自然と自転車の話に・・・と思いきや全くその手の話にアプローチしない(w
たまーに思い出したように、自転車の話だったりするのだが、基本四方山話である。
何故か知れないが例年「真面目なHC訓云々アリガタヤ」なんて話は出てこず、結局大笑いして終わるのだ。

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ま、そういう集団もいるっていう話なんですがね、ええ。
一説には自転車の話をしないのは私であると話もちらほら・・・

11時も近くなってくると、脱落組が多くなってきたので後片付けをして適当に寝てしまうと気が付くともう朝である。

外を見たら、悲しいかな軽く雨が降っている。
「うー、これは気温を考えると霙が降るかー?」なんて思いつつ
色々思索をめぐらせる、この時点で朝5時台。朝食は取り敢えず摂らないとイザ走りますよーって時にお話にならないので
一応しっかりと摂っておく。
腹が減っては戦が出来ないので、補給は基本なのだが、こういう不透明な天候の中で淡々と食べるのは
あまり精神衛生上オヨロシクないので、きっとこの後晴れて白根の山頂を拝める!と思ってメシを食う。

が!此処でまさかのコース短縮の情報が入る。要は殺生ヒュッテで終了=5キロで終わりなのだ。
こりゃー摂取カロリーなぞ全然消費しないわい!などと思いながら、コテージ出立の遅延をメンバーに伝える。

要約するとこういうことである
天候が悪いのでコースは殺生までのショートコースに変更

でも、お外はものすごーく寒い

殺生までの荷物搬送のトラックのリミットはまだまだ先である

本来ならば早めに会場インして、ストレッチやアップをしてお外で待ってもらうのだが
こんな状態でスタート待っていたら死んでしまうので此処でギリギリまで待機

という訳である。
正直殺生ゴールだとあの敷地の狭さは知っているし、そもそもの話からだが温まる以前にゴールしてしまうので
スタートの防寒着をそのまま着て走ってそのまま降りるってのも有りなんじゃねーの?
=荷物デポがいらないから選手集合時刻まで待っていられるのではないだろうか・・・と思いつつそれは、結構危険な賭けなので
一先ず荷物デポのリミットに会場に行ける様にスタートするという方向で定めたら、意外と朝がゆっくりとしてしまう。

まあ、そんな間もストレッチや軽量化をとかして、地味にスタートを待ちつつ、車に私物を積み込んでいく。
いやー、今回は山の気まぐれな気候に初めてしてやられた格好になってしまった。

うー、毎年晴れコンプリートだったのになあ・・・くそう

因みにこの天候なので、数名は参加しない事となった。まあ致し方ないワケです、特に雨の寒い下りは
どれだけ練習しても怖いものなので君子危うきに近寄らずってのは、こと自転車において重要なファクターなのだ。

どの道コテージに車は留められないので彼らに本館駐車場への車の移動を依頼してみんなと一緒に会場に向かう。
因みに、ツールド草津にパレードランがあった時はこのコテージから会場に向かう道が全工程の中で一番きつい斜度なのではなかろうかという代物で、アップには最適なのだ。
最後の傾斜がキツくなるあたりは、壁ジャン!って悪態をつきたくなる程のものなので意外とゴイスなHCライダーは
此処を往復してアップしているっぽい。
ローラー台も良いアップになるのだが、HCの場合此処の往復のほうが何かいいような気がしないわけでもない。

会場に着くと荷物搬送がギリギリの時間だったので、ちょっと三味線弾きすぎたかーなんて思いつつ、選手の集合位置に移動する。

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こうなってしまうと、俄然みんな走るモードである。

続く

天狗山は歴史有るスキー場らしく、草津町出身の萩原兄弟もココでジャンプしていたらしい。
そんなわけでオフシーズンのスキー場が大会会場本部なので、受付設備も充実しているワケだが、いかんせん寒い
表でテントブースを出展している各メーカーさんは相当にキツイのだ。
メーカー巡りをしていると寒い!寒い!ああ寒い!という声しか聞こえてこない、実際湯畑よりも標高が高いところにあって、風も
ガンガンに抜けてしまうから、今年は頑張り所である。

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スペシャブースに行くとANDY兄さんが出迎えてくれる、今年のデモ車はS-WORKSの女性モデルが多いように
見受けられたが矢張り、女性ライダーの増加は会場内を見回しても際立っている。

昔は、お父ちゃんがローディーでその家族が後ろからついてくるのが一般的だったが、ここ数年レーサージャージで固めた
女性ライダーが会場内に多い。
長野原から草津に車で上ってくるときも、男女入り混じった集団がマイバイクで漕ぎ上がってくるのを見た!
正直すげーなと思うが、これも時代である。
ま、いきなり連れて来られて夜にケンカになる場合も多いのだが(笑
そんなわけで、時代は進んでいるんだなあと思うわけで、メーカーブースのデモ車比率が変わってきているのも納得だ。

さて、エントリーを進めていくとゴイスな張り紙を発見

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明日のスタート地点の気温は予測では1度ゴールはマイナス5度だそうだ、やー、来るとこまで来たねー
って感じだが、面々はやる気MAXである。
今まで草津は晴れコンプリートだったので、今回のようなシチュエーションは初めてなのだが、ココまで来たら
スタート地手に立った時点であまり関係がなくなるのは恒例である、要は朝が寒いとスタート地点に立つまでが
億劫で立ってしまえば天候や気温はあまり関係がないのだ。
ま、普通の人からすればキチガイじみた話かもしれないが、意外と乗ってしまえばそんなものである。

まあ、雨さえ降らなければ上ってるうちは暖かいのだがゴールした後の休憩と下りが問題なんだよなあ
とか何とか面々と話しながら、受け付け会場を後にするとアンカーブースでマコト兄さんが寒い中頑張っていたので
記念撮影をする。

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アニキ!お勤めご苦労様です!(笑


しばらくブラブラしているとさりとてやる事も無くなったので寒さに負けて会場を後にする
天狗のスキー場から暫く下っていくと、宿泊する中沢ヴィレッジのコテージが現れてくる
毎年お世話になるコテージだが、今年は23人という超大人数なのでコテージも5人用を5棟も借りることになってしまった
このコテージが、まあ恐らくはバブル期に建てられたのだろうなという豪華なもので、食事を外で取り長期滞在をするならば
非常に優秀な施設なのだ。
本館(リゾートホテル的)の大浴場が使える上に、本館や各観光名所への送迎バスも完備しているという優れた
システムなので、外湯と本館の大浴場、コテージのジャグジーと風呂も楽しめる上に、後述するが草津特有の外食を
楽しめるという、使い方を上手くすれば最高の滞在が約束されてしまうという優れもの。

ちなみに持ち込んでバーベキューをしていた集団もいたのでこれもまた有りなんだなあと思った。
来年は仕込みをしてBBQってのも悪くないが、恐らくそうすると私は山に登れないんだろうなあ(w

コテージの中には当然バイクを入れることができる、幾ら観光地だからといって安心はできないので
ここら辺は安心材料である。矢張りちょっと離れた駐車スペースにバイクを放置するのには抵抗があるので
車から荷物とマシンを全部降ろしてしまう。

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ちょっと落ち着くと自然とお互いのバイクチェック&品評会が始まる。
勿論当然の話なのだが、カスタマイズが進んでくると自分のバイクにはない特徴というのが他人のバイクには
現れてくるので、互いのバイクが

どうしてそうなったか?
なぜこのパーツがついている?
なぜこの位置関係?

という疑問を検証していくことになるのだが、これが非常にいいことなのだと思う。
最終的には自分のバイクにそれを落としこめるかが問題になるのだが、乗り方だったり体型・体格であったり、予算であったり
その可否が出てくるのでそういうスクリーニングはよりバイクを面白いものにするのだと思う。
考え悩み本質を追求することは大事なのだ。

さて、そんなこんなでやり取りをしていくと夕食の時間が近づいてくるではないですか!
草津は洋食やドイツ料理が多い、特にソーセージとハンバーグは不思議と充実しており
人数によってだが数件の洋食屋を使い分けている。
今回は人数が23人と凄い人数なので去年からお世話になっているドイツ料理リンデンバウンムさんにお邪魔することに

リンデンバウムは広い店なので事前予約するとしっかり席を用意しておいてくれるのがいい。
通常23人なんて大人数だとほぼ貸切になってしまうか、料理の出るのが五月雨式になってしまうので、
フロアキャパと厨房キャパが多いところで、なおかつ旨い所を探すとなると意外と無いのである。
今回は初の試みでツアー前に注文を集計&提出して、後は店に入って座るだけというシステムを取ったのだが
案外システマチックで良かったから、これは今後草津の定番スタイルとして定着させようと思う、うん。
みんなが席に着くと、ひとまずサラダバーが待っているのでみんなモリモリと野菜を食べていく、なので落ち着かない(笑
というか野菜が旨いので、みんなサラダバー⇔席の構図になってしまう。
ドラクエで言えば”ガンガンいこうぜ”みたいなモノだ。
そして相変わらずうちらの集団だけ賑やかである(w

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一つ間違えば野菜でゴチソウサマ的な何かになりつつあるなーと思っていたら、おもむろに肉の登場である!
今回は意外とチキン組が多かったのだが(あ、=弱虫ってワケじゃないっすよ、わかってますよね)、私は
矢張りハンバーグである、意外と東京にいてこういうでーんと構えた「ワシ、正統派ですねん文句あっか」的な
ハンバーグを食べないので、こういうハンバーグを見ると思わず「ははーっっ」と畏まってしまう

そして気がつくと、周りが矢鱈静かなので…はて?と思って回りを見回すと皆集中して肉に対峙しているので
音がしないのであった(笑

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あなたたち小学生ですか…

ってなワケで、一様に食い終わったみたいなので宿に戻り宴会の始まりである

続く











草津というのはざっくりいうと白根の山の中腹にある窪みに上手い事住まっている土地なのかもしれない。
要は一回ぐわーっと運動茶屋あたりの縁を超えて、湯畑に落ちて行き、また白根に登って行くという形になるので
このあたりに住んでいれば毎日がヒルクライムである。
マゾい人であれば毎日HCを楽しめるかもしれないが、常人は大人になったら軽自動車かハイブリット車だろう、うん。

宿泊先の中沢ヴィレッジに到着すると、まあ!寒い!
明日大丈夫なのか?って位に寒い。(いや、大丈夫じゃなかったのでこの寒さはある種納得するのだが)
例年より5度は低いんじゃないだろうか、やはり山をナメてはいけないなと思う一瞬だが、それなりにみんな元気である。

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草津お初軍団もいるので、ここは皆さん写真タイムである。
本来なら、湯畑で車を止めて観光して>ヴィレッジって言うのが筋なのだろうが、草津は圧倒的に駐車場の便が悪い
有ったとしても駐車場は超観光地価格なので、例年ヴィレッジの駐車場に車を置いて湯畑まで遠足をカマすのだ。

で、ヴィレッジをひとまず後にして一コブ超えて湯畑に観光ヨロシク降りていく格好になるが正しく表現すると
一度コブを超えて湯畑の近くに下りて行き、湯畑の上にはまた登るのだ。コレがまた上りも下りも結構な傾斜なので
草津はコレが醍醐味だという人も居る。良く考えればこんな傾斜地に、古い旅館や民家、共同浴場が
ひしめいているのだからこの凄さたるや感服である。
「一度はおいで」の草津をここまで守ってきたのは、こういう地域の継続と努力なのかもしれないなあ、なんて
ぼやぼや歩いていると、わき道に3人ほど走って落ちていく。
表現し辛いが、下り坂の途中で急な下りのわき道がもう一本走っていて、ここを塚ちゃんと遠藤君とヒゲが
だーーーーっと走っていってしまう。流石野生児、一味違うぜ!とカメラを向けるがMastereddyのブログ
一瞬でフレームから外れていく、やーカメラは難しいもっと修行が必要だなと思っていたら、その道は
本道に暫くすると合流していて、バツが悪そうに三人はそろりと合流した様だ。

湯畑に辿り着くと、もう皆様観光モード前回なので、遠慮なく観光モードの面々を撮って行く。
何というか、写真を撮っている人を撮るのが楽しい。良く解らないが結構コレが楽しいのだ。
基本、「撮りますよー」って撮る写真は好きじゃないので、ささーっと近寄って掠め取るように撮っていくのだが
ある種、盗撮みたいなものなので、コレはコレで考え物かって思う。
が、まあ、参加者しか撮ってないしいいよね(w

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ただ、今回はズームを忘れてきて35mmの単焦点レンズしか持ってこなかったので足が大変だったのを付記しておこう(笑

さて、観光地といえば名物、お土産、最近はコレにご当地キャラが足されるが
何と言うか、どうも草津に来て強引な温泉饅頭feat草津温泉饅頭BABAA(ババー)や、強引に商工会が拵えた
地産地消アイテムfeatご当地萌えキャラをありがたがって食べるのは好きではないので、
その手の店の近くを歩くときは多少引き気味で通過して関わらないようにしている、要はワタシはひねくれ物なのだ。

そうそう、私の中で草津といえば舞茸蕎麦である。色々名物はあれども毎回必ず食べるのは
この舞茸蕎麦なので、私の中では草津=舞茸蕎麦、次点は天ぷらになる。一つ言わせてもらえればどちらも甲乙つけがたく
草津のツートップといっても過言ではない。

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湯畑を離れ少々歩くと程なく、毎年通っている古めかしい蕎麦屋が有り・・・って、リフォームしてるじゃん!
それも結構キレイだ!部屋も増えてるし何だか、小奇麗こざっぱりだぞ!
もしや、色気出して肝心の蕎麦はアカン風にになってるんちゃうんか!!
と思ったら蕎麦は相変わらず出てくるのに時間がかかり(コレが味なのだと思っているのだが結構コレが駄目な人もいるんだよね)

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その甲斐あって大変おいしく舞茸蕎麦を頂いたわけでした。
あ、因みにお店のおすすめは舞茸饂飩なのだが、私は絶対に舞茸蕎麦押しである。

そばを食って小腹を満たすと後は天狗山のレース会場本部で出走登録してチェックイン&マシンチェックと
夕飯と宴会ぐらいしかやる事がないので
そろりと中沢ヴィレッジに戻り、天狗山で出走登録・・・と思ったら。栗林軍団帰り道でも暴れています(笑


我ながら、上手く撮ったモノである。

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さてさて、車に戻って、本部のあるスキー場に向かう一行であった

続く