モアナルアパークを後にすると案外整備された道をパールハーバーに向かってえっちらおっちら向かうことになる。こっちの道は歩道を走らせる所は歩道、車道にバイクレーンが切って有るところはきっちりバイクレーンが作られている。郊外に行くとこれらは無くなるが、原則として車と道路をシェアして使うように共通認識が有る、当然センスのない路注も無い。
ちょっと引き目に考えると、日本は自転車も車もこういう認識がごっそり欠けているのではないだろうかとか、それ以前に社会からこういう認識が抜けてしまっているのではないだろうかとか、よその国に来たりよその国のヤツと接すると色々とこの壁にぶつかることが多い。自分的には日本は塩梅を慮ることが出来るという、それが出来るという人種だという認識があったのだけれども、どうやら改めなくてはいけないのかもなあなんて思ってしまう。此処2,3年の日本(特に都市部)の劣化は著しく感じる。
ソルトレイク通りを適当にポチポチ迷いながら走っているとカメハメハ・ハイウエイにぶつかるこの辺りからどうやら方向感覚が危うくなってくる。飛行機が降りる際にイーストロックの地形は大まかに見ていたのだがやはりそこは空からと地上では勝手が違うわけで、空からその辺は軍施設だなーと思って注意していたのだが、気が付くと軍施設らしいところを走っている。「まあ、軍の住宅地なのでたぶん端をかすめて走っていけば何とかアリゾナ記念館までいけるだろう」なんて軽く思っていたら、下り坂のドン突きに検問ゲートが会って米兵さんが不思議そうにこっちを見ている。まあ、不思議そうなフリをしていてもM16を下げているのでバカなまねをしたらきっと蜂の巣なんだろうなーなんて思いつつ、こっちも此処まで来たら、状況を説明をして道を教えてもらうしかないワケで、「まあ旅行中でアリゾナ記念館に行こうと思ったら何か此処まで来ちゃったんだけどさー」的に言ったら、「しゃーないなー」的に道を結構丁寧に教えてくれたので何とかアリゾナにたどり着くことが出来た。何というか米兵さん有難う、いやマジです。
(後日談中国の邦人監禁事件があったのを見ると一歩間違えばあんな風になるなーとヒヤヒヤするわけだ)
数度のトライを試みてアリゾナ博物館に辿り着くも、そこは非常にアウェーな場所であり、何となく周りの視線が痛い。まあ、当たり前といえば当たり前であるのだが、こちらとしても実際事の起こった場所をぜひこの目で見たいという思いがあったので、そこを敢えて推して通ることにする。正直記念撮影とかそういう気持ちになるわけでないので淡々とモニュメントを見て、こんなことがあったのだなー的な気持ちになっていると、何やら注意書きのような張り紙があったので良く見てみると、「鳥に餌をやるな!」って言う張り紙であった。正直この手の張り紙は日本だけだと思っていたが、アメリカにも有るものである。よく見てみれば「危ないから海に入ってはいけません」とか「夜中に大声奇声を出してはいけません」みたいな変な張り紙地獄の日本的なものも有るのかもしれないなあとか思い、海っぺりを見てみたがその手の看板は無くて安心した。
今回の旅はノリヲ様がWifiルーターを用意してくれた事と、Iphoneが海外ローミング対応だったことも重なってGPS、WEB、カメラという非常に有意義な武器を得ることが出来た関係上道に多少迷った以外のトラブルは(それが一大事であることは内緒)皆無であった。文明の利器って偉大だなーなんて思っていると、このエリアで検出されたWifiネットワークはBOUFIN1(此処に有る潜水艦がUSS(United States Ship) BOUFIN)まあ、納得な一瞬であった。
因みに左上のSOFTBANKがAT&Tになっているのが結構格好いいと思う。こういう風に表示させるアプリないのかしら(w
さて、前述の通りこの島は湿気が少なく水分補給がポイントなので自販機が有る場合はせっせと自販機で水分を買っておくのが吉なのだが、こっちの自販機は毎度毎度構造というかイメージが違うのでちょっと戸惑ってしまう。因みに写真のイメージだと非常に甘い不思議な味のジュースが出てくるのだろうと想像が付いてしまうのだが、アメリカまで来てMJ(マズイジュース)を飲まないのはいけない事であると先人から教えを受けていたので(うそ)、此処は敢えて一番怪しそうなジュースを各自トライすることになる。
が、これがまた案外コンサバな味になっていて、前回のツアーで飲んだ(過去の写真参照)ODWALLA(勝手なネーミングで小田原としているが)やマジックリンの味がするマウンテンデューフルーツパンチを超えるものではなかったのが残念で仕方が無い。
ま、美味しかったんですよ正直。良かったは良かったのだがちょっと微妙な感覚である。
何だかんだで魚雷やら潜水艦やら戦没者モニュメントやらを見て岐路に着く、以前から来たかった場所であったのでもう少し見て居たかったが時間の関係も有るので今日は此処まで、次来たら1日費やしてもいい場所かもしれないなあと思い退却。
さて、帰り道もやおら高速に入りそうになったり(またかよ!というツッコミは無しよ)結局高速の側道みたいな所を走ったりと、ドッキリな帰り道だったのだが何とか空港エリアを脱出して高速1号線の下の道をぐんぐん進んでいくとチャイナタウン経由でアラモアナに戻ってきたので取り合えず、レース前日のドキドキサイクリングはこれで終了である。というか、この島の高速の入り口は簡単すぎて全くわかりません(笑)ゲート・・・無いんだもんな。
次はETCつけて走ってみようと思います。
続きは次回



